男子テニスツアーのアトランタ・オープン(アメリカ/スタンフォード、ハード)は23日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
V・ポスピシル(カナダ)が予選勝ち上がりの
I・マルチェンコ(ウクライナ)を7-5, 6-3のストレートで下し、準々決勝進出を決めた。
この試合、ポスピシルはファーストサービスが入った時に85パーセントと高い確率でポイントを獲得。さらに、マルチェンコのサービスゲームを2度ブレークに成功して1時間33分でベスト8入りを果たした。
準々決勝でポスピシルは、第9シードの
S・クエリー(アメリカ)を下した
D・セラ(イスラエル)と対戦する。
24歳のポスピシルは、先日行われたウィンブルドンで
J・ソック(アメリカ)と組んでダブルスに出場。決勝で
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組をフルセットで下した。
昨年のウィンブルドン優勝で年間グランドスラム達成以来、1年ぶりとなるグランドスラム決勝進出のブライアン兄弟に対し、初めてコンビを組んで出場したポスピシル/ ソック組が初優勝を飾った。
《ダブルス優勝の記事はこちら》同日に行われたその他の試合は、第7シードの
ルー・イェンスン(台湾)が
Al・クズネツォフ(アメリカ)を6-4, 6-4で下し、J・ソックが予選勝ち上がりのM・ヴィーナス(ニュージーランド)を6-4, 6-2で下してそれぞれ準々決勝進出を果たすも、第6シードの
D・イストミン(ウズベキスタン)が
L・ラコ(スロバキア)に7-5, 1-6, 4-6の逆転で敗れた。
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