男子テニスツアーの下部大会、OECカオシュン・チャレンジャー(台湾/ カオシュン、ハード)は17日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
杉田祐一(日本)がL・ファング(台北)を6-7 (5-7), 7-6 (7-4), 6-1の逆転で下し、準々決勝進出を決めた。
この試合、杉田祐一はファーストサービスが入った時に72パーセントの確率でポイントを獲得し、4度のブレークに成功して2時間18分でベスト8進出を決めた。
第1セットは両者サービスゲームキープでタイブレークへ。このセットはファングがタイブレークをものにして先制する。
第2セットの第1ゲームでブレークを許した杉田祐一は、その後に1度ブレークに成功。2度目のタイブレークを制して追いついた杉田祐一はそのまま勢いにのり、第3セットをゲームカウント6-1で連取し、逆転で勝利した。
準々決勝で杉田祐一は、第8シードのD・モルチャノフ(ウクライナ)と予選勝ち上がりの
竹内研人(日本)の勝者と対戦する。
杉田祐一は、先日行われたウィンブルドンの予選を3試合勝ち抜き、グランドスラム初の本戦出場を決めた。
《杉田祐一 本戦出場の記事はこちら》ウィンブルドンの本戦では、1回戦で第19シードとして出場した
F・ロペス(スペイン)との対戦で3セットともタイブレークとなるも、ものに出来ずストレートで敗れた。
《杉田祐一vsロペスの記事はこちら》一方、ファングは6月に行われた中国のフューチャーズで優勝していた。
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