テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は26日、男子シングルス1回戦が行われ、第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)は
G・ガルシア=ロペス(スペイン)に4-6, 7-5, 2-6, 0-6で敗れ、まさかの初戦敗退となった。
この試合ワウリンカはガルシア=ロペスに8度のブレークを許し2時間23分で敗退した。
ワウリンカは第1セット中盤で集中力を欠いたプレーとなりガルシア=ロペスにブレークを許し、そのままセットを落とす。第2セットは取り返すもその後はガルシア=ロペスのペースとなり、第4セットでワウリンカはわずか9ポイントしかとることが出来なかった。更にこの試合、ワウリンカはミスが多く、62回のエラーを犯してしまった。
ワウリンカは今年に入り全豪オープンでグランドスラム初優勝、モンテカルロ・マスターズでマスターズ初優勝と好調だったがムチュア・マドリッド・オープン初戦の2回戦では予選勝者のD・ティエムに敗れる波乱もあった。
R・ナダル(スペイン)、
N・ジョコビッチ(セルビア)らに続き優勝候補の一人だった。
また、勝利したガルシア=ロペスは今年4月のハッサン2世グランプリで今季初優勝、ツアー3勝目を飾り、モンテカルロ・マスターズ準々決勝ではジョコビッチにフルセットの末に敗れるもクレーでのプレーの好調ぶりを見せた。
先日のムチュア・マドリッド・オープンでは2回戦で
錦織圭(日本)と対戦もしていた。
両者は7度目の対戦となりワウリンカはガルシア=ロペスとの対戦成績を4勝3敗とした。
勝利したガルシア=ロペスは2回戦で地元の
A・マンナリノ(フランス)と対戦する。
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