- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

全豪覇者ワウリンカ「昨年は涙が止まらなかった」<全豪オープン>

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は26日、男子シングルス決勝戦が行われ、世界ランク8位のS・ワウリンカ(スイス)が第1シードの王者R・ナダル(スペイン)を6-3, 6-2, 3-6, 6-3で下し、グランドスラム初の決勝進出で初優勝を決めた。

28歳のワウリンカは過去にナダルと12度対戦し、いずれもストレート負けを喫していた。しかし今回の対戦では、試合開始当初から世界王者に攻撃を仕掛け、四大大会で13度の優勝を誇るナダルを押し切った。ワウリンカは第1・2セットをとった後、第3セットを落とすも、第4セットでは再び息を吹き返してビッグタイトルを獲得した。

優勝のワウリンカはしばらく無言で勝利を噛みしめると、ナダルに近寄り声をかけた。その後、優勝セレモニーが行われ、優勝トロフィーを渡されたワウリンカはトロフィーへキス。駆けつけたカメラマンたちはシャッターチャンスを逃すまいとフラッシュの嵐をワウリンカに浴びせていた。

ナダルは試合途中で腰を痛めてメディカル・タイムアウトをとり、第2セットの途中で棄権するかと思われた。しかし、結局試合を続行するに至った。

試合後、ワウリンカは「お互い万全の調子で戦って勝てれば最高だけれども、四大大会の決勝となれば、まずは勝つ事の方が大切。」と、話した。

ワウリンカは優勝までの道のりで世界1位のナダルのみならず、同2位のN・ジョコビッチ(セルビア)も撃破していた。

スピーチでワウリンカは、ナダルに対して「100パーセントの調子ではなくて残念だった。負傷した箇所ががすぐに治る事を願っている。君は素晴らしい人間で、よい友達。また、偉大なるチャンピオンでもある。」と述べ、ナダルを称えた。

「昨年は大接戦をものに出来ずに、試合後は涙が止まらなかった。でも、この1年で色々な変化があった。今はまるで夢を見ているようだけれども、明日の朝になれば実感が沸くと思う。」

ワウリンカが話す「大接戦」とは、昨年の全豪オープン4回戦でジョコビッチと対戦した際にフルセットで敗退した試合を指している。この4回戦は最終的に昨シーズンの最長試合となった。勝利したジョコビッチはそのまま優勝を決め、全豪オープン3連覇をマークした。また2人は全米オープンでも対戦し、その時もジョコビッチがフルセットの末に勝利を収めていた。

しかし、今回の準々決勝でワウリンカはジョコビッチにリベンジを果たし、またジョコビッチに連続して14セットを奪われていたが、今回でストップをかけた。

全豪オープンの優勝でワウリンカは、27日付で発表された世界ランキングで8位から3位にジャンプアップした。その結果、四大大会で17勝を誇るフェデラーを初めて抜いてスイス人選手としてトップに立った。フェデラーは今回、準決勝まで進んだが、ナダルに敗れてスイス人同士の決勝戦とはならなかった。

オリンピック等でダブルスを組むなど、ワウリンカと親交の深いフェデラーは、ワウリンカの勝利が決まった後、電話でお祝いのメッセージを贈っている。

また過去35度のグランドスラムで34度はナダル、ジョコビッチ、フェデラー、A・マレー(英国)による優勝だったため、今回タイトルを獲得したワウリンカはそこに穴を開けた。


■関連記事■

《初優勝ワウリンカ「夢が叶った」、王者ナダル撃破<全豪オープン>》

《優勝の場合3位まで急上昇のワウリンカ「何をすべきかわかっている」<全豪オープン>》

《フェデラー、ワウリンカへ「ラファに勝てない理由はない」<全豪オープン>》

《偉業逃し涙のナダル「全力を尽くした」、まさかのアクシデントに見舞われる<全豪オープン>》

《ジョコビッチは4時間の大接戦に敗れ、4連覇阻まれる<全豪オープン>》


■関連動画■

《シーズン開幕戦で王者ナダルがスーパープレー連発!ATP男子ツアーマガジン Vol.200》

《ジョコビッチとサンプラスのスペシャル対談が実現!王者に必要な資質とは!?ATP男子ツアーマガジン Vol.200》

(2014年1月27日18時46分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

5月14日

アルカラス 世界5位破り4強 (23時58分)

【1ポイント速報】アルカラスvsドレイパー (22時15分)

10代の日本勢7名が初戦突破 (22時12分)

ナダル 全仏OP広告でナレーション (21時02分)

大坂なおみ撃破の23歳、珍記録で4強 (18時10分)

ダニエル太郎 7連敗、苦闘続く (16時54分)

大ベテラン2名、全仏OP出場決定 (15時52分)

勝利目前で試合中断のハプニング (14時06分)

18歳 レーバー杯初参戦 (11時27分)

負傷の西岡良仁「良くなってきてる」 (10時13分)

連覇狙うズべレフ 盤石の8強入り (9時24分)

世界1位シナー リベンジ果たし8強 (8時28分)

18歳 北原結乃ら 初戦突破 (7時02分)

5月13日

現役10人目 全マスターズで8強 (22時06分)

内島萌夏 逆転勝ちで初戦突破 (20時29分)

ジョコとマレー、コーチ関係終了 (19時07分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsサワンカエウ (18時00分)

19歳 ストレート勝ちで16強 (16時13分)

トゥロター 今季クレー初白星 (14時53分)

「WTA1000」15連勝で8強 (11時32分)

世界7位 思わぬ形で16強「残念」 (10時00分)

シナー 相手転倒も対応に称賛の嵐 (8時24分)

5月12日

伊藤あおい 3年半ぶりクレーは黒星 (23時32分)

【1ポイント速報】伊藤あおいvsカルタル (22時53分)

大坂なおみ撃破、死闘制し嘔吐 (22時14分)

大坂なおみ 死闘の末に8強ならず (20時52分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsスターンズ (18時03分)

日本 初戦はイギリスに決定 (17時54分)

大坂なおみ 次戦の相手スターンズとは (17時11分)

今季最長の死闘で世界10位撃破 (16時07分)

アルカラス 初の16強「大変だった」 (9時58分)

昨年王者ズべレフ 5年連続16強 (8時54分)

【動画】ナダル 全仏OPのPVでナレーション担当、大坂なおみや小田凱人も登場 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!