男子テニスのATPワールドツアー・ファイナル（イギリス/ロンドン、ハード）に１２年連続で出場を決めた元世界王者のＲ・フェデラー（スイス）は、今季１勝しかしておらず、この大会で２勝目を決めたいところ。
「来週１週間は全力を尽くしてタイトルを狙いにいきたい。その後は長い休暇に入るよ。」
フェデラーは世界ランキング２位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）と同じ予選グループＢに入っており、先週のパリの大会でも対戦した両者は火曜日に再び顔を合わせる。両者は昨年のATPワールドツアー・ファイナルで決勝を争っており、その時はジョコビッチが勝利を収めていた。
グループＢには強豪選手が集まっており、２人の他にはＪ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）とＲ・ガスケ（フランス）が入っている。決勝トーナメントに進むためには予選のラウンドロビン（総当たり戦）で４人中２位以内に入らなければならない。
フェデラーは「タフな試合になりそうだけれど、とても心待ちにしている。ここ数週間は好調で、１番大切なのは出来る限り体を回復させる事。（パリで）決勝まで進んだノヴァーク（ジョコビッチ）よりは体を休められるから、有利かもしれない。」と、コメント。
フェデラーが最後に四大大会で優勝したのは２０１２年のウィンブルドンで、今季はトップ１０選手に対して２勝しかしていない。また格下の選手にも敗れたが、先週のパリの大会ではデル=ポトロに勝利を収め、調子は上向き。
「ここ１０日から１２日間にかけてたくさんの試合をこなした。おかげで、色々と情報を集める事が出来た。だから、今自分が何をすべきかわかっている。何が上手くいっていて、何を改善すべきか。体力的に今どんな状態にあるのかも理解しているし、精神的には自信が増してきている。体も持ちこたえてくれているしね。」
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（2013年11月4日15時29分）
清水悠太、坂本怜下し4強 
