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女子テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は初日を迎えた26日に女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク1位で優勝候補筆頭のS・ウィリアムズ(アメリカ)が、2010年全仏オープン覇者のF・スキアボーネ(イタリア)を6-0, 6-1で一蹴し、大会連覇へ最高のスタートを切った。
「ただ集中する事だけを考えていた。たった1年半とか2年前にグランドスラムでの優勝を経験している選手との対戦だから、初戦とは言え簡単なドローじゃないと思っていた。彼女(スキアボーネ)は全仏オープンでは優勝し、翌年だって準優勝している選手なの。だから初戦から真剣なプレーが必要だった。」とセリーナは試合へ臨んだ気持ちを語っていた。
「彼女は真のファイター。本当に良いプレーをしていたと思うし、スコアーだけでは試合内容は語れないわ。自分はただ大切なポイントを勝ち取れただけ。でも本当に簡単な試合じゃなかった。お互い大声を出して走り回って戦い続けたの。」とセリーナはスキアボーネのプレーを称賛していた。
加えて「スキアボーネは33歳にしては信じられないほどフィットしている。33歳にはとても見えないわ。ここ最近の彼女は、あまり良い結果が出せていないけど、それでも本当に良いテニスをしている。彼女のテニスは今のランキングには相応しいとは思わない。彼女がすぐにはランキングが上がらないだろうなんて考えは、自分の中には全くもって存在しないわ。」と、未だスキアボーネが世界のトップでプレー出来ると確信していた。
前年度チャンピオンのセリーナは2回戦でG・ウォスコボエワ(カザフスタン)と対戦する。この日の1回戦でウォスコボエワはM・ニクルスク(ルーマニア)を6-4, 6-3で下しての勝ち上がり。
姉のV・ウィリアムズ(アメリカ)もこの日に1回戦を行い、第12シードのK・フリッペンス(ベルギー)を6-1, 6-2のストレートで下し7年連続となる初戦突破を決めている。
《全米オープン 対戦表》
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