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快勝のセリーナ、初戦敗退のナダルを語る「ある意味ちょっと安心」<ウィンブルドン>

ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は25日、シングルス1回戦が行われ、第1シードで今季絶好調のS・ウィリアムズ(アメリカ)M・ミネッラ(ルクセンブルグ)を6-1, 6-3と、危なげ無く退け大会2連覇へ向けて順当に初戦突破を果たした。

「とても気分が良いわ。」とセリーナ。「ここでプレーするのが大好きなの。ディフェンディング・チャンピオンとして大会に臨むのは特別な思い。それに1年前から、今年は火曜日の午後1時に初戦を戦うのが分かっているしね。こうしてコートに立ってボールを打つのは本当に気持ちが良いものよ。」と上機嫌でコメントしていた。

第1セットをあっさり先取したセリーナだったが、第2セットは出だしで0−2とリードされる場面もあった。「今日はちょっと荒れたプレーをしてしまった時があった。ベストのプレーじゃなかったと思う。第2セットの序盤でブレークを許してしまった時はちょっと怒りも感じていたの。でも彼女(ミネッラ)も良いプレーをしていたわ。色々なショットを混ぜて来たの。だから簡単な試合ではなかったけど、正直そんな試合を勝ち抜いた事には興奮しているわ。」と試合を振り返った。

「それでも、まだまだ改善しなければならない所がたくさんあるわ。2週目に残るには、もっと良いプレーが必要だと感じているの。」とセリーナは、勝利を物にしながらも、反省点も見出していた。

今大会まで31連勝と快進撃を続けているセリーナは、当然優勝候補筆頭に上げられている。男子でも今季ここまで好調で優勝候補の1人に上げられていたR・ナダル(スペイン)だったが、初日に行われた1回戦でまさかの敗戦を喫する波乱に見舞われていた。

それについて聞かれたセリーナは「皆さんも知っている通り、自分は大のナダル・ファンなの。昨日の敗戦には本当に悲しく思っているわ。でもある意味ちょっと安心もしているの。だって彼は、これから始まるハードコート・シーズンへ向けて休養を取る時間が出来たからね。厳しい状態だったのは分かるわ。自分も今までにないくらい今年はクレーで試合をして来たから、今日の試合は芝に対応するのが難しかった。だから彼はもっと大変だったんじゃないかって思う。彼は今年はクレーばかりで試合をして来たから。でもこれが終わりじゃない。彼はしっかり帰って来るわ。」と、ナダルへの思いを語っていた。

加えて「芝はバウンドも違うからそれに順応する必要がある。早いサーフェースに対応して、より早く動いて展開も早くなる事に対応しなければ。ボールはクレーとは全く違ってとても低いの。だから膝をしっかり曲げる必要があるわ。そして常に低い体勢でいなければならないわ。芝ではそうやってプレーする必要があるの。」と、短期間で全く違うサーフェースでプレーする難しさと芝でのプレーの仕方を語っていた。

「自分は準備が出来ているって感じているわ。自分が無敵だなんて思っていない。だからいつも、どんな相手にもしっかり準備して臨んでいるし、自身過剰になんてなっていないわ。もし自身過剰になったりしたら、それは自分が一番敗戦に直面してしまう時だと思う。」と、ここまで絶好調ながら、試合へ向けてしっかり気を引き締めて臨んでいる事を明かしていた。

セリーナは2回戦で19歳のC・ガルシア(フランス)と対戦する。この日の1回戦でガルシアは、2008年にベスト4入りしたジェン・ジー(中国)を6-3, 6-4のストレートで下して勝ち上がっている。

《ウィンブルドン 男女対戦表》

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この日行われた試合結果は以下の通り。

H・ワトソン(英国) vs. ○M・キーズ(アメリカ), 3-6, 5-7
N・リー(中国)(6) vs. ●M・クライチェック(オランダ), 6-1, 6-1
M・バーテル(ドイツ)(30) vs. ●M・ニクルスク(ルーマニア), 6-3, 4-6, 7-5
O・ポクコワ(ロシア) vs. ●A・ルス(オランダ), 6-4, 6-2
S・ストザー(オーストラリア)(14) vs. ●A・スクミエドロバ(スロバキア), 6-1, 6-3
クルム伊達公子(日本) vs. ●C・ビットヘフト, 6-0, 6-2
○C・ガルシア vs. ●ジェン・ジー, 6-3, 6-4
○S・ウィリアムズ(1) vs. ●M・ミネッラ, 6-1, 6-3
S・ポン(中国)(24) vs. ●A・メディーナ=ガリゲス(スペイン), 6-3, 6-2
T・パスゼック(オーストリア)(28) vs. ○A・カダントゥ(ルーマニア), 2-6, 5-7
K・プリスコバ(チェコ共和国) vs. ○J・セペロヴァ(スロベニア), 4-6, 1-6
森田あゆみ(日本) vs. ○M・イラコビッチ(ニュージーランド), 6-4, 0-6, 5-7
○M・ドュケ=マリーノ vs. ●J・ゴルゲス(ドイツ), 6-4, 6-7, 7-5
O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ) vs. ○S・ハレプ(ルーマニア), 2-6, 6-3, 3-6
M・バーデッテ(アメリカ) vs. ○U・ラドワンスカ(ポーランド), 6-7, 6-4, 2-6
R・ビンチ(イタリア)(11) vs. ●C・シーパース(南アフリカ), 6-2, 6-1
M・キリレンコ(ロシア)(10) vs. ○L・ロブソン(英国), 3-6, 4-6
M・トッロ=フロール(スペイン) vs. ●I・C・ベグ(ルーマニア), 6-3, 6-4
D・チブルコワ(スロバキア)(18) vs. ●M・カメリン(イタリア), 6-4, 4-6, 6-4
A・ケルバー(ドイツ)(7) vs. ●B・マテック=サンズ(アメリカ), 6-3, 6-4
E・ヴェスニナ(ロシア) vs. ●A・フラヴァコバ(チェコ共和国), 6-2, 7-5
R・オプランディ(スイス)(31) vs. ○A・リスケ(アメリカ), 7-6, 5-7, 1-3 (途中棄権)
S・リシキ(ドイツ)(23) vs. ●F・スキアボーネ(イタリア), 6-1, 6-2
N・ブラチコワ(ロシア) vs. ○An・ベック(ドイツ), 3-6, 2-6
K・ザコパロバ(チェコ共和国)(32) vs. ●D・ハンチュコバ(スロバキア), 6-4, 6-3
T・バボス(ハンガリー) vs. ○M・ヨハンソン(フランス), 6-4, 1-6, 3-6
A・タチシュビリ(グルジア) vs. ○P・マルティッチ(クロアチア), 1-6, 6-1, 3-6
A・ラドワンスカ(ポーランド)(4) vs. ●Y・モイスバーガー(オーストリア), 6-1, 6-1
K・カネピ(エストニア) vs. ●T・モーア, 7-5, 5-7, 7-5
A・パブリュチェンコワ(ロシア)(21) vs. ○T・ピロンコバ(ブルガリア), 0-6, 1-6
N・ペトロワ(ロシア)(13) vs. ○K・プリスコワ(チェコ共和国), 3-6, 2-6
B・ザフラヴォワ・ストリツォワ(チェコ共和国) vs. ●M・リバリコワ(スロバキア), 5-7, 6-0, 6-1

(2013年6月26日14時33分)

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