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女子テニスツアーの下部大会であるITFサーキットのカンガルー・カップ(岐阜/長良川テニスプラザ、ハード)は、シングルス2回戦が行われ、第1シードのクルム伊達公子(日本)は3-6, 0-4とA・メスタクにリードを許した時点で途中棄権を申し入れたため、大会2連覇とはならなかった。
昨年の今大会でクルム伊達は、決勝でN・ラチーワカーン(タイ)を下し優勝を飾っているため、今年は大会2連覇を狙っていたが、その夢は2回戦で絶たれてしまった。
試合前、クルム伊達は自身の公式ブログで「プレースタイルとしてやりやすい相手ではなさそうだし、ファイターでもあるのでタフな戦いになる事は間違いない。ランキング的に予選から戦ってきているけど、勝ちつづけてきて自信もついてきているだろうし、かなりの心の準備と戦い方も考えないとペースを持っていかれてしまう。」と、世界ランク318位のメスタクを警戒していた。
勝利した19歳のメスタクは、今年3月に行われた下部大会で決勝進出を果たしていた。
今大会は、クルム伊達の再チャレンジをスタートさせた大会でもあった。
クルム伊達は、1カ月前にメキシコで行われたモンテレイ・オープンに出場するも、M・ニクルスク(ルーマニア)との1回戦で腰の痛みにより、途中棄権を申し入れていた。また、同大会ではT・バボス(ハンガリー)とのペアで、キャリア通算5度となるのダブルス優勝を果たした。
また、クルム伊達は4月20日に行われた女子テニスの国別対抗戦フェドカップワールドグループ1部入れ替え戦の日本代表メンバーから外れていた。
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