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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会12日目の25日、第3シードのA・マレー(英国)が第2シードのR・フェデラー(スイス)に6-4, 6-7 (5-7), 6-3, 6-7 (2-7), 6-2のフルセットで勝利、今大会2年ぶり3度目となる決勝進出を決めた。過去マレーは、今大会で2度の決勝進出を果たすも、2010年はフェデラー、2011年はN・ジョコビッチ(セルビア)にそれぞれ敗れ、準優勝に終わっていた。
昨年マレーは、ロンドンオリンピック決勝でフェデラーと対戦し、その時はマレーが勝利、悲願の金メダルを獲得していた。その後の全米オープンで、マレーはグランドスラム5度目の決勝進出を果たし、決勝でジョコビッチにフルセットで勝利、四大大会初の優勝を飾った。
この試合、マレーはセットカウント2-1とリードし、第4セットの第12ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチのゲームを迎える。しかし、フェデラーに華麗なバックハンドのウィナーなどを決められ、このゲームをブレークバックされてしまい、タイブレークへ突入する。
タイブレークでは勢いに乗るフェデラーに流れが傾き、マレーはこのセットを落としてしまい、ファイナルセットへ突入する。
ファイナルセットに入り、マレーは再び息を吹き返し、第2ゲームでフェデラーからブレークを奪い、ゲームカウント3-0とリードする。
その後もマレーは、第8ゲームもフェデラーのサービスゲームをブレークし、4時間でゲームセットとなった。
敗れたフェデラーは、今大会で過去4度の優勝を果たしていた。
フェデラーとマレーは昨年のウィンブルドン決勝でも対戦し、その時はフェデラーが大会史上最多記録に並ぶ7度目の優勝、さらに自らの持つグランドスラム最多勝記録を17に更新した。また、2010年の全豪オープン以来となるグランドスラム優勝となったフェデラーは、およそ2年ぶりに世界ランク1位に返り咲いていた。
両者は過去19度対戦し、マレーが10勝9敗と勝ち越していた。
決勝戦でマレーは、第1シードのジョコビッチと対戦する。世界ランク1位のジョコビッチは、今大会2008年・2011年・2012年と過去3度の優勝を果たしており、今年は大会3連覇を狙う。
【全豪オープン スコア速報】
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