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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会6日目の19日、42歳のクルム伊達公子(日本)はB・ヨバノフスキ(セルビア)に2-6, 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、今大会1994年以来となるベスト16進出とはならなかった。1994年にクルム伊達は、S・グラフ(ドイツ)に敗れるもベスト4進出を果たしていた。
クルム伊達は今大会1回戦で、第12シードのN・ペトロワ(ロシア)にストレートで勝利する大金星をあげ、2回戦では元世界11位のS・ペア(イスラエル)に勝利し、18年ぶりとなる全豪オープン3回戦進出を決めていた。
【第1セット】
第1ゲームでクルム伊達は、ヨバノフスキのサービスゲームをブレークし、好スタートを切る。しかし、第2ゲームでクルム伊達は、ヨバノフスキのストロークにおされブレークバックを許す。その後も勢いのあるボールを打つヨバノフスキに対し、クルム伊達は第4ゲームをラブゲームでブレークされ、ゲームカウント1-4とリードされる。
その後クルム伊達は、第6ゲームでこの日初めてのサービスキープに成功するも、第8ゲームでは強烈なリターンを放つヨバノフスキにブレークを許し、第1セットをゲームカウント2-6で落としてしまう。
【第2セット】
第2ゲームでクルム伊達はヨバノフスキにブレークを許してしまい、ゲームカウント0-2とリードを許す。しかし、続く第3ゲームでクルム伊達は、バックハンドのスライスを多用し、粘りのあるプレーでブレークバックに成功する。
その後、第5ゲームでミスが増えたヨバノフスキの隙をついたクルム伊達はブレークに成功、ゲームカウント3-2とする。
第6ゲームはヨバノフスキにブレークを許すも、第7ゲームでは激しいラリー戦を制したクルム伊達がこのセット3度目のブレークを奪い、ゲームカウント4-3。
その後クルム伊達は、ヨバノフスキに第8・第9ゲームと2ゲーム連取され、続く第10ゲームで苦しみながらもサービスキープしたクルム伊達は、ゲームカウント5-5とする。
第11・12ゲームは互いにブレークを奪い合い、タイブレークヘ突入する。そのタイブレークでヨバノフスキの気迫あるストロークにおされたクルム伊達は、最後フォアハンドをネットにかけ、ゲームセットとなった。
クルム伊達は、今大会のダブルスにA・パーラ=サントンハ(スペイン)とのペアで出場し、昨年のロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した第2シードのA・フラヴァコバ(チェコ共和国)/L・フラデカ(チェコ共和国)組を下す大金星をあげ、3回戦進出を決めている。
勝利したヨバノフスキは、2回戦で第17シードのL・サファロバ(チェコ共和国)を下すシードダウンを演出していた。ヨバノフスキは4回戦で、L・ロブソン(英国)に勝利した第29シードのS・スティーブンス(アメリカ)と対戦する。
【全豪オープン スコア速報】
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