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フェデラー、初戦振り返る◇全豪オープン男子デイセッション総括

男子テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会2日目の15日シングルス1回戦が行われ、世界ランク2位のR・フェデラー(スイス)がB・パイユを6-2, 6-4, 6-1のストレートで危なげなく一蹴し、順当に2回戦進出を決めた。


【フェデラー vs. パイユ】

「今日の1回戦には、本当に満足している。試合を終始コントロールする事が出来たからね。彼(パイユ)はとてもトリッキーなプレーをしてくる選手だけど、今日はそれにほとんど惑わされる事はなかった。今日のようなしっかりした試合が出来て、とてもハッピーさ。」と試合を振り返ったフェデラーは、自身のプレーに満足していた。

今後の天気予報では、かなりの暑さが予想される事を聞かれたフェデラーは「とても暑い中で、何年もたくさんの練習や試合をしてきた。だから、暑さの中での試合は、僕に有利だって感じているよ。暑さの中での試合は、なるべく長時間太陽の下にいないようにしたいけど、試合の流れでそうなってしまう事だってある。それがテニスと言うものさ。」と、選手にとっては厳しい条件も、ポジティブに考えているフェデラーだった。

フェデラーは、D・セラ(イスラエル)に勝利したN・ダビデンコ(ロシア)と2回戦で対戦する。

《フェデラー1回戦 試合詳細はこちら》



【マレー vs. ハース】

この日、ロッド・レーバー・アリーナの第1試合には昨年の全米オープンで念願のグランドスラム初優勝を飾った世界ランク3位で第3シードのA・マレー(英国)が登場。R・ハースを6-3, 6-1, 6-3と危なげなく退け、順当に2回戦へ駒を進めた。

「緊張がなかったら、それはそれほど本気で考えていない証拠さ。緊張しているのは、コートに立つ10分前とか15分前とか、試合の出だしだったり、前日の夕方だけどね。その時によって、どんな影響があるかは違う。でも緊張するという事はとても真剣に考えている証拠だし、それを良い形で受け止めなければならない。緊張している時にこそ、ベストのテニスが出来るものさ。」とマレーは、地元イギリスのメディアからのプレッシャーを跳ね除けるかのように語った。

「準備している時だって、緊張はある。それでも一生懸命トライして、集中を高め安定したプレーをする事。馬鹿げたミスはしちゃいけない。今日は、それが良く出来た。どんな大会だって初戦を突破出来る事は嬉しい事。特に、この大会ではね。」と試合を振り返り、勝利の喜びをコメントしていた。

また「ここへ来て集中しなかったり、リラックスし過ぎていたりするために、オフシーズンにマイアミでハードなトレーニングを積んだのではない。ここで良いプレーをするために、トレーニングに励んでいたんだ。」とマレーは、オフシーズンの厳しいトレーニングの成果も出ている事を実感していた。

グランドスラムの決勝戦の舞台に何度も立ちながらもタイトルに手が届かなかったマレー。それを克服するために元世界ランク1位のI・レンドル(アメリカ)氏をコーチに招き、お互い良い関係を築き、良い影響をマレーは受けていると言う。

「メディアの前ではもちろん、良い関係が築けている。見えないところではちょっとだけ違うんだ。彼はとてもハードに練習をさせてくれるし、とてもオープンなんだ。常に正直でいてくれる。嘘もつかないし、ありのままを教えてくれる。全くそれが自分が欲しかったものなんだ。」とマレーは、レンドル氏に全面の信頼を寄せている事も明かした。

マレーは3回戦進出をかけて、J・P・スミス(オーストラリア)を6-4, 6-1, 6-4のストレートで下したJ・ソウサ(ポルトガル)と2回戦で対戦する。

《マレー1回戦 試合詳細はこちら》


その他の試合結果は、以下の通り。

○A・マレー vs. ●R・ハース, 6-3, 6-1, 6-3
I・セイスリン(オランダ) vs. ○D・イストミン(ウズベキスタン), 6-4, 3-6, 4-6, 2-6
T・ベルッチ(ブラジル) vs. ○B・カブチッチ(スロベニア), 3-6, 1-6, 3-6
○J・ソウサ vs. ●J・P・スミス, 6-4, 6-1, 6-4
R・ベランキス(リトアニア) vs. ●S・スタコフスキ(ウクライナ), 6-2, 7-6, 7-5
F・マイヤー(ドイツ) vs. ●R・ウィリアムズ(アメリカ), 2-6, 3-6, 6-2, 7-6, 6-1
A・セッピ(イタリア) vs. ●H・ゼバロス, 6-2, 6-4, 6-2
B・ミッチェル(オーストラリア) vs. ○J・ダックワース(オーストラリア), 4-6, 6-7, 6-4, 7-5, 6-8
J・ウィアンナ(フランス) vs. ○A・ファリャ(コロンビア), 4-6, 5-7, 4-6
M・ラオニチ(カナダ) vs. ●J・ハジェク, 3-6, 6-1, 6-2, 7-6
J・シャーディ(フランス) vs. ●A・メナンデス=マセイラ-ス(スペイン), 7-6, 6-7, 6-2, 6-1
A・ワイントラウブ(イスラエル) vs. ●G・ペラ(アルゼンチン), 7-6, 7-5, 6-2
添田豪(日本) vs. ●L・サビル(ロシア), 6-7, 6-3, 6-2, 6-3
P・コールシュライバー(ドイツ) vs. ●S・ダルシス(ベルギー), 6-2, 6-3, 6-4
JW・ツォンガ(フランス) vs. ●M・ロドラ(フランス), 6-4, 7-5, 6-2
●A・ベデネ vs. ○B・ベッカー(ドイツ), 6-4, 3-6, 5-7, 6-7
T・ロブレド(スペイン) vs. ○J・レヴィン(アメリカ), 6-7, 7-6, 4-6, 4-6
R・ガスケ(フランス) vs. ●A・モンタネス(スペイン), 7-5, 6-2, 6-1
○R・フェデラー vs. ●B・パイユ, 6-2, 6-4, 6-1
J・ベイカー(英国) vs. ○L・ロソル(チェコ共和国), 6-7, 5-7, 2-6
M・グラノジェルス(スペイン) vs. G・ゼミヤ(スロベニア), 7-6, 7-6, 1-0
●D・セラ vs. ○N・ダビデンコ, 6-3, 1-6, 5-7, 3-6
M・チリッチ(クロアチア) vs. ●M・マトセビッチ(オーストラリア), 6-4, 7-5, 6-2
M・クリザン(スロバキア) vs. ○D・ブランズ(ドイツ), 3-6, 6-3, 3-6, 4-6
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) vs. ●A・マンナリノ(フランス), 6-1, 6-2, 6-2
T・ハース(ドイツ) vs. ○J・ニエミネン(フィンランド), 6-7, 6-4, 3-6, 6-4, 6-8
G・ガルシア=ロペス(スペイン) vs. ○R・ラム(アメリカ), 4-6, 4-6, 6-3, 2-6
ルー・イェンスン(台湾) vs. ●R・ラミレス=イダルゴ(スペイン), 6-2, 6-1, 4-6, 6-1
G・シモン(フランス) vs. ●F・ボランドリ(イタリア), 2-6, 6-3, 6-2, 6-2
I・ドディグ(クロアチア) vs. ●Di Wu, 7-5, 4-6, 6-3, 6-3
B・トミック(オーストラリア) vs. ●L・メイヤー, 6-3, 6-2, 6-3

(翻訳・記事/弓削忠則)

(2013年1月15日18時22分)

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