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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会1日目の14日、男子シングルス1回戦が行われ、第16シードの錦織圭(日本)がV・ハネスク(ルーマニア)に6-7 (5-7), 6-3, 6-1, 6-3の逆転で勝利、2回戦進出を決めた。
第1セット、両者サービスキープを続け、タイブレークへ突入。タイブレークではフォアハンドのパッシングショットや華麗なネットプレーで3-0とリードするも、その後フォアハンドの凡ミスを重ねるなどで、このセットをハネスクに奪われてしまう。
第2セットに入ると、息を吹き返した錦織が第2ゲームでこの日初めてのブレークをハネスクから奪い、さらに第4ゲームもブレークに成功、ゲームカウント5-0とリードする。しかし、第7ゲームでハネスクに鋭いバックハンドを決められるなどで、錦織はブレークバックを許す。
その後、第9ゲームで錦織はハネスクにブレークチャンスを与えるもこれをしのぎ、最後はハネスクのフォアハンドがアウトし、第2セットは錦織が奪う。
第3セット、試合の流れを掴んだ錦織が第1・第3ゲームでブレークに成功、ゲームカウント4-0とする。その後は互いにサービスキープを続け、このセットも錦織が奪い、セットカウント2-1とリードする。
第4セット、錦織は第3ゲームで15-40とハネスクにブレークチャンスを与え、このゲームをブレークされしまい、ゲームカウント1-2とリードを許す。しかし、続く第4ゲームで錦織はすぐさまブレークバックに成功する。
その後の第7ゲームで錦織は30-40とまたもブレークポイントをハネスクに握られるも、激しいラリー戦を制しデュースに戻すと、このゲームをサービスキープし、ゲームカウント4-3とする。
続く第8ゲームで錦織は、このセット2度目のブレークに成功、その後の第9ゲームをサービスキープし、初戦突破を果たした。
錦織は昨年の今大会でS・ロバート(フランス)、M・エブデン(オーストラリア)、J・ベネトー(フランス)、JW・ツォンガ(フランス)に勝利し、ベスト8進出を果たしていた。準々決勝ではA・マレー(英国)に敗れた。
今年に入り錦織は、ブリスベン国際男子に出場し4強入りを果たすも、準決勝のA・マレー戦で左膝の負傷により途中棄権を申し入れていた。その後、エキシビション大会であるクーヨン・クラシックに出場、元世界ランク12位のP・H・マチュー(フランス)に勝利し、膝の不安を感じさせないプレーを披露した。
錦織は2回戦で、M・オートム(ベルギー)とC・ベルロク(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
【全豪オープン男子 スコア速報】
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