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男子テニスで、今シーズンを世界ランク５位で終え、さらに今季最多となる７つのタイトルを獲得したＤ・フェレール（スペイン）が、スペインのテニス記者協会(APT)に今年活躍したスペインのテニス選手として選出された。

フェレールがこの賞を受賞するのは２００６年以来となる２度目のことで、過去にＲ・ナダル（スペイン）も２度受賞している。

今年、フェレールはハイネケン・オープン、クラロ杯、アビエルト・メキシコ・テルセル・オープン男子、ユニセフ・オープン男子、スウェーデン・オープン、バレンシア・オープン、BNPパリバ・マスターズの７大会で優勝し、Ｒ・フェデラー（スイス）の６勝を上回った。中でも、BNPパリバ・マスターズはマスターズ１０００大会で、初の優勝となった。

グランドスラムでは、全豪オープンでベスト８、全仏オープンでベスト４、ウィンブルドンでベスト８、全米オープンでベスト４と常に上位進出を果たしていた。

さらにデビスカップでは、チェコ共和国に敗れスペインは準優勝に終わったものの、フェレール個人の成績は６勝０敗と自国に大きく貢献した。

「今シーズンはキャリアの中で最高であり、決して忘れることはないでしょう。」とフェレールは、コメントしている。

また、ATPワールド・ツアー・ファイナルのダブルスで優勝したＭ・グラノジェルス（スペイン）とＭ・ロペス（スペイン）も選出された。