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男子テニスツアーのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ ウィーン、賞金総額55万ユーロ、ハード)は15日から始まり、シングルス1回戦2試合が行われ、第6シードのR・ハース(オランダ)が初戦で敗退する波乱に見舞われた。その波乱を起こしたのがM・マトセビッチ(オーストラリア)でハースを1-6, 6-3, 6-2の逆転で下した。
マトセビッチは今週発表の最新の世界ランクで55位と自己最高位を更新していた。しかし、この日のマトセビッチは、第1セットで同50位のハースに4度握ったブレークポイント全てを退けられ、逆に3度のブレークを奪われるなど、このセットを先取された。
第2セット以降、サーブの調子を上げたマトセビッチは1度もブレークポイントさえハースに与えず、第2セットと第3セットで2度のブレークをハースから奪うと1時間37分の逆転で勝利を収め、シードダウンを演出した。
マトセビッチは2回戦でL・ラコ(スロバキア)と主催者推薦のD・ティエムの勝者と対戦する。
残りの試合では、G・ミュラー(ルクセンブルグ)がS・ダルシス(ベルギー)を6-7 (3-7), 6-4, 6-3の逆転で勝利して2回戦進出を果たした。
ミュラーは第1セットで、1度ずつのブレークからタイブレークにもつれ、そのタイブレークをダルシスに奪われてしまった。しかし第2セット以降、得意のサーブの調子を取り戻したミュラーがブレークポイントさえダルシスに与えず、第2セットで1度、第3セットで2度のブレークを奪うと2時間28分で勝利をものにした。
ミュラーは試合を通して16本ものサービスエースを記録するなど、徐々にサーブの調子を増してダルシスとのツアー初対戦を勝利で飾った。2回戦でミュラーは第4シードのJ・メルツァー(オーストリア)と顔を合わせる。
今大会、上位シード4選手が1回戦を免除されており、2回戦から登場する。第1シードがJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第2シードにJ・ティプサレビッチ(セルビア)、第3シードがT・ハース(ドイツ)、第4シードにメルツァーと続く。
この日行われた試合結果は以下の通り。
M・マトセビッチ ○-× R・ハース (6), 1-6, 6-3, 6-2
G・ミュラー ○-× S・ダルシス, 6-7 (3-7), 6-4, 6-3
今大会の優勝賞金は8万7870ユーロ。
(翻訳/弓削忠則)
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