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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は５日、シングルス準々決勝が行われ、第１シードのＡ・マレー（英国）が第７シードのＳ・ワウリンカ（スイス）に6-2, 3-6, 6-2のフルセットで勝利、準決勝進出を果たした。

第１セット、マレーは２度のブレークに成功し、第８ゲームでサービング・フォー・ザ・セットのゲームを迎える。このゲームでマレーは０－３０とするも、その後ファーストサーブを入れて攻撃的なテニスを展開し、このセットをゲームカウント６－２で先取する。

第２セットに入ると、マレーは自身のサービスゲームである第４ゲームでワウリンカにブレークを許し、ゲームカウント１－３とする。以降互いにサービスキープを続け、マレーはこのセットをワウリンカに奪われ、勝敗に行方は第３セットへ。

第３セット、マレーは第４ゲームで１５－４０とブレークチャンスを握る。その後デュースになるも、再びブレークポイントを掴んだマレーのリターンがネットインとなり、このゲームをブレークする。

以降マレーは第８ゲームもブレークに成功し、２時間１分でゲームセットとなった。

マレーは昨年の今大会決勝でＲ・ナダル（スペイン）を破り優勝を飾っていた。また、マレーは今年の全米オープンで優勝し、グランドスラム初優勝を果たしていた。

勝利したマレーは決勝進出をかけて、第３シードのＪ・ティプサレビッチ（セルビア）に6-7 (5-7), 6-2, 7-6 (9-7)の逆転で勝利した第６シードのＭ・ラオニチ（カナダ）と対戦する。

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