- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

錦織圭「現状を見つめ直して、これからも頑張りたい」◇全米オープン

テニスのグランドスラム、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会6日目、男子シングルス3回戦が行われ、第17シードの錦織圭(日本)が第12シードのM・チリッチ(クロアチア)に3-6, 4-6, 7-6 (7-3), 3-6で敗退、3回戦突破とはならなかった。

試合前に錦織は「長くならないように頑張りたい。」と語っていたが、試合は2セットダウンに追い込まれ、1セット奪い返すも大逆転劇を演出することは出来なかった。

錦織とチリッチはこれまで3度の対戦があり、錦織が2勝1敗と勝ち越していた。記憶に新しいのが2010年の今大会2回戦。その時は5-7, 7-6 (8-6), 3-6, 7-6 (7-3), 6-1のフルセットで錦織が勝利していた。また、2008年には当時世界ランク4位だったD・フェレール(スペイン)を6-4, 6-4, 3-6, 2-6, 7-5で下し、ベスト16へ進出していた。

対するチリッチは23歳、198cmの長身選手。チリッチのコーチは松岡修造(日本)の元コーチであるボブ・ブレッド。

35度以上の炎天下で、錦織の応援に駆け付けた日本人の観客が多い中、試合が始まった。第1セットの第2ゲーム、1ポイント目からダブルフォルトを犯してしまう錦織。その後、チリッチのリターンがネットインするなど、0-40と3本のブレークチャンスを与えてしまう。ここからデュースに戻すも、結果ブレークを許しゲームカウント0-2と序盤からリードされる展開。

以降サービスキープを続け、第7ゲームで錦織にブレークバックのチャンスが訪れるも、これを生かす事が出来ず、ゲームカウント3-5。続く第8ゲーム、第9ゲームは共にサービスキープ、チリッチが第1セットを43分で先取する。

第2セットに入ってからもコート上の気温は下がらず、錦織はベンチに座るたびに氷を首に当てるなど、暑さをしのぐ状況が続いた。

このセットは互いにサービスキープを続けるも、第9ゲーム、錦織のサービスゲームで試合が動く。錦織は果敢にネットへ詰めるもチリッチの放ったバックハンドのショットがネットイン、さらにダブルフォルトを犯すなどで、第1セットの第1ゲーム同様0-40と3本のブレークポイントを握られてしまう。このピンチを乗り越える事が出来なかった錦織は、ゲームカウント4-5とし、第10ゲームはチリッチがラブゲームでサービスキープ。錦織は2セットダウンの状況に追い込まれてしまう。

錦織はグランドスラムの舞台で、2セットダウンからの逆転勝ちを2度していた。最初は2010年の全仏オープン1回戦、S・ヒラルド(コロンビア)に2-6, 4-6, 7-6(7-3), 6-2, 6-4の3時間36分。2度目は今年の全豪オープン2回戦、M・エブデン(オーストラリア)から3-6, 1-6, 6-4, 6-1, 6-1の3時間1分。

大逆転勝ちを願う観客からは、あとがなくなった錦織へ「ニシコリ!ニシコリ!」と応援。

しかし、錦織は第3セットの第3ゲームで早くもピンチを迎える。そのゲームで0-40とブレークポイントを握られ、錦織の逆をつくショットを放ったチリッチがブレークし、ゲームカウント1-2とリードを許す。

しかし、第4ゲームの1ポイント目で錦織は、チリッチの放ったセカンドサーブをリターンダッシュし、プレッシャーをかける作戦に出る。結果ポイントは奪われたものの、攻めの姿勢を見せた錦織が、その後3ポイントを連取し15-40と2本のブレークチャンスを握る。そのポイントで錦織はフォアハンドのリターンエースでブレークバックに成功し、ゲームカウント2-2とする。

その後両者サービスキープを続け、第3セットはタイブレークへ突入する。タイブレークでは互いにポイントを奪い合い3-2と錦織がリード。ここから2ポイントを連取した錦織が5-2とリードを広げる。その後、チリッチに1ポイント奪われ5-3となるも、続くポイントで錦織が回り込んだ豪快なフォアハンドのショットがウィナーとなり、6-3とセットポイントを握る。このポイントでチリッチのバックハンドがうアウト、錦織が第3セットを7-3で奪い、セットカウント1-2。

第4セットに入り、試合の流れを自分に傾けたい錦織に対し、タイブレークを落としても弱気にならなかったチリッチが攻めのテニスで錦織に襲い掛かる。第4ゲーム、15-40と2本のブレークチャンスを掴んだチリッチがこれをものにする。

1ブレークを許し、ゲームカウント2-5とリードされた錦織は、このゲームで30-40とチリッチにマッチポイントを握られる。そこからファーストサーブで押し切った錦織はサービスキープするも、続く第9ゲームをチリッチにサービスキープされ、3時間33分で試合に終止符が打たれた。

試合を通して錦織は、9本あったブレークチャンスを1本しかものに出来ず、ダブルフォルトの数は8本だった。

試合後、錦織は「今日負けてしまったが、調子は良かったですしプレー自体は悪くないと思うので、もっと上にあがりたかった。現状を見つめ直して、これからも頑張りたいと思います。」と、コメント。

今大会4年ぶりのベスト16とはならなかった錦織は、9月14日から東京の有明コロシアムで行われるデビスカップに出場する予定。

勝利した世界ランク13位のチリッチは4回戦で、第32シードのJ・シャーディ(フランス)に6-4, 6-4, 6-4で勝利したM・クリザン(スロバキア)と対戦する。

(2012年9月2日7時22分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

4月12日

昨年王者下しマスターズ初4強 (8時33分)

劣勢から逆転 アルカラス4強 (7時30分)

4月11日

【告知】日本vsルーマニア BJK杯 (21時12分)

倉持美穂 日本勢唯一の4強入り (21時00分)

カナダ完勝、采配ズバリ (19時31分)

杉山愛とキング氏 究極の対談実現 (15時39分)

ジュニアこそ「自分のテニス」が一番大事 岩井優大コーチ&笹本龍哉選手インタビュー (14時08分)

加治遥ら 日本勢3名が8強入り (13時07分)

チチパス8強「限界まで」 (12時32分)

シード勢 相次ぎ8強逃す (11時45分)

大坂なおみ 全仏OP前哨戦出場へ (9時52分)

アルカラス 予選勝者退け8強 (8時03分)

4月10日

日本の変則選手「気をつけなければ」 (18時49分)

日本を警戒「非常に強い」 (18時02分)

内島萌夏「エースの自覚はあります」 (15時59分)

伊藤あおい「考えてもなかった」 (15時11分)

38歳ガスケ 激闘の末に16強ならず (14時43分)

杉山愛「日本が優位だが…」 (14時10分)

メドベージェフ 激闘制し16強 (11時58分)

石井さやか・加治遥ら 初戦突破 (10時48分)

敗退ジョコ「ここまで悪いとは...」 (10時24分)

ジョコに2連勝「信じられない」 (9時37分)

ジョコ、ストレート負けで初戦敗退 (8時24分)

4月9日

ルブレフ 好発進で16強 (23時42分)

アルカラス 初白星で16強 (23時11分)

元世界1位コーチ就任「レジェンド」 (21時18分)

世界2位撃破「信念変えた」 (13時06分)

手骨折も強行出場!2時間50分プレー (11時59分)

錦織圭・若手注目株らエントリー (10時18分)

昨年王者チチパス 逆転勝ちで16強 (9時08分)

荒川夏帆/勝見幸璃ペアら 初戦突破 (8時16分)

ズベレフ また逆転負け「最悪」 (7時34分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!