HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのシティ・オープン男子(アメリカ/ワシントン、賞金総額104万9760ドル、ハード )は31日、シングルス1回戦残り12試合が行われ、第1シードのM・フィッシュ(アメリカ)がB・パウ(ドイツ)を4-6, 6-1, 6-2で、A・ドルゴポロフ(ウクライナ)がF・チポッラ(イタリア)を6-1, 6-3で下し、順当に2回戦へ進んだ。
世界ランク15位のフィッシュのサーブで始まったこの試合、第1サーブが44%しか入らなかったフィッシュに対し、先にブレークに成功したのは同77位のパウだった。このセット1度もブレークを許さずセットを先取しリードする。
しかし、第2セットでサーブの調子を取り戻したフィッシュに対し、パウはサーブのリズムを崩してしまい第4ゲームでブレークされると、第6ゲームでも2度目のブレークを奪われ1-5とリードされると、続くサーブをキープしたフィッシュがセットを奪い返し試合を振り出しに戻した。
勝敗を決める第3セットでも、第1ゲームでパウからいきなりブレークに成功したフィッシュは、第5ゲームでも2度目のブレークをパウから奪うと、5-2からのサービング・フォー・マッチをラブゲームで決めて1時間52分で勝利を物にした。
同25位の第2シードのドルゴポロフは同96位のF・チポッラに対し、この試合通して1度もブレークポイントを握らせず、第1、第2セットいずれも2度のブレークに成功。わずか59分の快勝でチポッラを退け、対戦成績を2勝2敗のイーブンにした。
フィッシュはN・マウー(フランス)を6-4, 7-5のストレートで下した主催者推薦のR・ベランキス(リトアニア)と、ドルゴポロフはM・エブデン(オーストラリア)を6-3, 6-2のストレートで退けたR・ラミレス=イダルゴ(スペイン)と、それぞれ2回戦で顔を合わせる。
その他の上位シード勢では第3シードのK・アンダーソン(南アフリカ)がJ・ゾップ(エストニア)を6-3, 6-2で、第4シードのT・ハース(ドイツ)は予選勝者のM・ラッセル(アメリカ)を6-4, 6-2のストレートで倒し、順当な勝ち上がりを見せた。
アンダーソンは第6ゲームでゾップからブレークを奪うとそのまま自身のサーブをキープして第1セットを先取。第2セットも序盤でブレークに成功したアンダーソンは、第7ゲームでも2度目のブレークを奪い5ー2とリードを広げサービング・フォー・マッチを迎えるとしっかりキープしてゲームセット。78分でゾップを退けた。
同36位のハースは81位のラッセルに対し、1度もブレークポイントを与えない完璧なサービスゲームを披露し、第1セットで1度、第2セットでも2度のブレークを奪いラッセルを圧倒。75分の快勝で2回戦進出を果たした。
アンダーソンはF・セラ(フランス)と、ハースはL・メイヤー(アルゼンチン)と、準々決勝進出を懸けて2回戦を行う。
その他の試合結果は以下の通り。
T・カンケ(ドイツ) ○-× B・パイユ(フランス) (7), 6-3, 7-5
S・クエリー(アメリカ) (8) vs. I・アンドレエフ(ロシア), 7-6 (7-2), 6-7 (2-7), 7-6 (7-3)
M・キウディネッリ(スイス) ○-× H・ゼバロス(アルゼンチン), 7-5, 7-5
M・マトセビッチ(オーストラリア) ○-× J・レヴィン(アメリカ), 3-6, 7-6 (7-5), 6-3
B・ベッカー(ドイツ) ○-× S・ジョンソン(アメリカ), 6-4, 6-3
X・マリス(ベルギー) ○-× P・H・マチュー(フランス), 4-6, 6-2, 6-1
今大会の優勝賞金は25万2600ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.