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女子テニスツアーのバクー・カップ(アゼルバイジャン/バクー、賞金総額22万ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第5シードのB・ヨバノフスキ(セルビア)がJ・コーエンを6-3, 6-1のストレートで下し、見事、トロフィーを手にした。ヨバノフスキは優勝賞金3万7000ドルを獲得した。
ツアー初優勝を決めた20歳のヨバノフスキは、ノーシードから勝ち上がっていたコーエンに終始つけ入る隙を与えず、第1セットの2-2からの11ゲームのうち10ゲームを奪い、コーエンを圧倒した。
試合後、ヨバノフスキは「優勝するために厳しいトレーニングを積んできました。今大会前には大変な練習を2週間重ねて準備をしました。ですので今大会ではよい成績を挙げられると思っていました」と努力に裏打ちされた優勝であることをアピールした。
「簡単な1週間ではありませんでした。特に気温が大変高く、また準々決勝では第1セットを奪われてからの逆転勝ちでした。それを乗り越えられたことで、その後の試合は楽に感じられるようになりました。準決勝以降は気持ちよくプレーできるようになりました。優勝できて本当にうれしく思っています。」
「決勝戦では失うものは何もありませんでした。積極的なプレーを展開することができました。勝ち負けを考えず、どのポイントも奪うつもりでプレーをし、ベストを尽くそうと思っていました。ツアー初優勝を飾ることができて最高です。」
今大会に入る前のヨバノフスキのWTAツアーでの最高成績は、2011年のシドニーの大会でのベスト4入りだった。また準々決勝進出は過去に3度あり、現在の世界ランキングは97位。過去最高位は50位となっている。
一方、惨敗を喫してしまったコーエンだったが、準優勝は次への大きなステップとなった。コーエンはツアーで34度の予選敗退を経験していたが、今年、初めてWTAの大会本選に2度出場すると、3度目の今大会では決勝まで進むことができた。
そのコーエンは「初めて決勝に進めて最高の気分です。決勝の私は少し疲れてしまっていましたが、彼女(ヨバノフスキ)の方がとてもいいプレーをしていました。次回は勝てたら、と思っています。負けてしまってがっがりしていますが、決勝に進めたので喜ぶべきでしょう」と話している。
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