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女子テニスツアーのバクー・カップ(アゼルバイジャン/バクー、賞金総額22万ドル、ハード)は金曜日に準決勝を行い、J・コーエンがO・プチュコワを3-6, 6-0, 6-3の逆転で下し、決勝進出を決めた。試合時間は2時間半にも及んだ。
コーエンとプチュコワの準決勝は大激戦となった。もっとも続いたポイントでは41本のショットが繰り出され、素晴らしいショットとサービスブレークの応酬となった。
準決勝の第1セット、プチュコワはコーエンを畳みかけ、このセットを6-3で先取する。
第2セットに入るとコーエンが底力を発揮し始め、結局、同セットを6-0で奪い返す。
ファイナルセットでは第2セットの勢いを維持したコーエンが早々にブレークに成功、4-1とリードを重ねる。
その後、プチュコワも粘りをみせ、3-4まで追いつくものの、第8、9ゲームをコーエンが連取して第3セットを6-3で奪い、そのまま試合に終止符を打った。
プチュコワは右足首を故障し、試合途中でトレーナーによる治療を受けていた。このため、終盤には両者の動きに差が出てしまった。
勝利したコーエンは決勝で第5シードのB・ヨバノフスキ(セルビア)と対戦する。ヨバノフスキは準決勝で第2シードのA・パノワ(ロシア)を6-2, 6-2のスコアで一蹴しての勝ち上がり。
準決勝のヨバノフスキは試合早々に格上のパノワにブレークされてしまい、そのまま行くかと思われた。
しかしその後のヨバノフスキは完璧なプレーでパノワにチャンスを与えず、1時間強で試合を締めた。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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