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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会3日目の27日、前日から順延となった女子シングルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(日本)はK・ボンダレンコ(ウクライナ)に7-5, 3-6, 3-6の逆転で敗退、2年連続となる初戦突破はならなかった。
昨年の今大会では2回戦でV・ウィリアムズ(アメリカ)との死闘を繰り広げていた41歳のクルム伊達は、オープニングゲームこそボンダレンコにキープされてしまうが、そこから5ゲームを連取して5-1とリードを奪う。
ここで一気に第1セットを先取したいクルム伊達だったが、再三のセットポイントのチャンスも取り切れず、ボンダレンコに2度のブレークバックを許し、ゲームカウント5-5に追いつかれてしまう。
しかし、第11ゲームで3度目のブレークに成功したクルム伊達は、第12ゲームを0-40からキープしセットを先取する。
左足にテーピングを施した状態でこの試合に臨んでいるクルム伊達は、第2セットに入ると序盤でボンダレンコにブレークを許してしまうと、その差を埋めることが出来ず、試合はファイナルセットに突入する。
クルム伊達のサーブで始まったファイナルセット、ボンダレンコが第3ゲームでブレークに成功しリードを奪う。対するクルム伊達は第6ゲームでブレークバック、ゲームカウント3-3となる。
このまま接戦が続くかと思われたが、そこから3ゲームを連取したボンダレンコが一気にクルム伊達を突き放し、2年連続となる初戦突破を決めた。
この試合でクルム伊達は、実に21本ものブレークピンチに直面したが、そのうち15本のしのいでいた。
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