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男子テニスツアーのユニセフ・オープン男子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額39万8250ユーロ、芝)は20日、シングルス2戦8試合が行われ、伊藤竜馬(日本)が第3シードのJ・メルツァー(オーストリア)を6-2, 6-2の快勝で退ける番狂わせを演じ、自身初となるATPツアーでのベスト8進出を決めた。
世界ランク70位の伊藤は、先月自己最高位の68位を記録するなど好調なシーズンを送っており、この日も同35位のメルツァーに対し試合を通して1度もブレークポイントを与えず各セットで2度ずつのブレークをメルツァーから奪うとわずか56分の快勝で退け、自身初となるATPツアーでの準々決勝進出を決めた。
この日の勝利で、再びランキングで自己最高位を更新することを決めた伊藤は、1回戦で予選を勝ち上がった同555位のM・フチョビッチにマッチポイントを握られながらも辛勝で勝ち上がっていた。しかしこの日は、格上のメルツァーに対し安定したサービスゲームを披露し、リターンでも積極的なプレーを見せ危なげなく勝利を飾った。
準決勝進出を懸けて伊藤は、第8シードのL・クボット(ポーランド)から6-3, 0-6, 6-4で勝利を奪ったB・パイユと対戦する。
世界ランク60位のパイユは同48位のクボットから第1セットを奪ったものの、第2セットはクボットの反撃を受けあっさりそのセットを失い勝敗の行方は第3セットへともつれた。
その第3セットでパイユは再び集中力を増し、クボットに3度握られたブレークポイント全てを退けるとそのセット唯一のブレークに成功すると1時間37分で勝利を物にし、今季3度目となるベスト8進出を果たした。
この日の試合で準々決勝の顔ぶれが出揃ったが、その中で唯一のシード選手は第1シードのD・フェレール(スペイン)で、L・メイヤーを6-3, 6-1と危なげなく下し今季10回目となるツアー8強入りに成功した。
世界ランク6位のフェレールは同62位のメイヤーに対し、試合を通して1度もブレークポイントを握らせず、各セットで2度ずつのブレークに成功すると1時間ちょうどで勝利を手にした。
準決勝進出を懸けてフェレールは、O・ロクス(ベルギー)を7-5, 7-6 (7-4)のストレートで倒した主催者推薦のI・シスリングと顔を合わせる。
その他の試合結果は以下の通り。
P・ペッツシュナー(ドイツ) ○-× M・パビッチ, 不戦勝
X・マリス(ベルギー) ○-× P・ロレンジ(イタリア), 7-6 (7-3), 6-2
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス) ○-× F・チポッラ(イタリア), 6-2, 3-6, 6-1
G・ミュラー(ルクセンブルグ) ○-× A・ファリャ(コロンビア), 6-3, 6-0
準々決勝では、予選を勝ち上がったペッツシュナーがロジェ=ヴァセランと、マリスがミュラーとそれぞれ準々決勝を行う。
今大会の優勝賞金は6万8220ユーロ。
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