- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ナダルがジョコビッチに勝利 通算6度目の優勝◇BNLイタリア国際男子

男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、賞金総額295万475ユーロ、クレー)は21日、前日の雨で順延となっていたシングルス決勝が行われ、第2シードのR・ナダル(スペイン)が第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に7-5, 6-3のストレートで勝利、今大会通算6度目の優勝を果たした。

昨年の今大会を含む、7大会の決勝でジョコビッチに対し7連敗を喫していたナダルであったが、モンテカルロ・マスターズからは2連勝とした。さらにナダルは、R・フェデラー(スイス)に奪われた世界ランク2位の座を、わずか1週間で取り戻した。

「そこまで良いプレーだったとは思いません。もっとできます。」とナダル。「彼のリターンは厳しいので、100%の力でサーブを決めなければトラブルになります。よりアグレッシブにプレーしようとしましたし、昨年よりも良いボールを打てました。」

モンテカルロでは決勝の数日前に祖父を亡くし、心身ともに疲労していたジョコビッチは、この日の試合で41本もの凡ミスを犯していた。さらに第2セット第9ゲームのマッチポイントでは、この日4本目となるダブルフォルトを犯し、ナダルにタイトルを献上していた。

この日の勝利で史上最多となる21度目のマスターズ大会制覇となったナダルは、準々決勝でT・ベルディフ(チェコ共和国)、準決勝ではD・フェレール(スペイン)と決勝のジョコビッチも併せて3人のトップ10選手と対戦しつつも、1セットも落とすことなくタイトルを獲得している。

昨年の決勝ではナダルにストレート勝ちを収めていたジョコビッチは「彼に7度も勝っているとはいえ、彼はいつも優勝候補です。彼はこのサーフェスで世界最高の選手ですし、2度の勝利は僕に自信を与えてくれました。今日の試合はストレートでしたが、接戦だったと思います。」とコメントしている。

1930年から開催されている今大会で史上初となる2年連続で同じ顔合わせとなった決勝、第1セット第5ゲームでナダルが先にブレークに成功したものの、ジョコビッチが直後の第6ゲームでブレークバックするなど接戦が続く。

試合の流れが変わったのは第1セット第10ゲーム、ベースラインから攻めるジョコビッチがライン際にショットを放つと判定はアウト。しかし、主審によってオーバーコールされてポイントはリプレイとなるが、今度はナダルがポイントを奪いサービスキープに成功する。

第1セット第11ゲーム、立て続けにミスを犯したジョコビッチに対し、ドロップショットを仕掛けたナダルがこの日2度目のブレークに成功すると、第12ゲームをしっかりキープしてセットを先取する。

昨年はジョコビッチに負け続けたナダルは、ジョコビッチに精神面でのアドバンテージがあったことを認めている。

「自分の敗戦は受け入れる必要があります。このスポーツではいつも負けることがありますが、負けるのは普通のことで、自分の番がくるまで我慢強く待ち続けなくてはなりません。僕は自分の敗戦を受け入れました。数ポイントの差で試合に負けることもあります。今日は勝てたことが違いです。大きなことではなく、小さなことが違いを生み出すのです。」とナダルは、精神面での違いを強調した。

全仏オープンでは6度の優勝を誇るナダルに対し、ジョコビッチは全仏だけはタイトルを獲得していない。ジョコビッチは昨年、全仏オープンを除く全てのグランドスラム決勝でナダルに勝利している。

全仏オープンで優勝すれば生涯グランドスラム達成となるジョコビッチは「その思いがないとは言えません。他のビッグイベントよりも集中してグランドスラムへの準備をします。2週間と長丁場ですし、ベストを尽くしたい最も重要な大会だからです。コートでは良い感触ですし、パリの前にほんの少しだけ修正する必要がありますが、最高の状態に持っていきます。」と意気込みを語っている。

第1セットを先取したナダルは、第2セットのオープニングゲームでブレークに成功すると、再三のブレークピンチを切り抜けてそのリードを守り、ジョコビッチに反撃を許さないプレーを展開、第9ゲームでマッチポイントを握ると、ジョコビッチのダブルフォルトで2時間20分で試合に終止符が打たれた。

優勝賞金46万260ユーロを獲得した25歳のナダルは、これでキャリア通算49勝目となり、クレーコートでは35勝目となった。

(2012年5月22日11時13分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

11月1日

島袋将 熱戦制し8度目の決勝進出 (16時51分)

錦織圭以来 11年ぶり2人目の記録 (14時45分)

ナダル 日本満喫「ありがとう」 (12時15分)

4強出揃う 準決勝でシナーvsズベレフ (11時09分)

坂詰姫野 惜敗で4強ならず (10時11分)

ズベレフ 宿敵に逆転勝ちで4強 (9時08分)

小堀桃子 複でツアー初の決勝進出 (8時09分)

10月31日

ナダル来日、浅草・渋谷・京都へ (16時40分)

松岡修造&伊達公子 日本の2選手に期待 (14時41分)

シナー・ズベレフら 8強出揃う (12時15分)

西岡良仁 最後の判定に「残念」 (11時08分)

マスターズ10連勝、快進撃止まらず (10時01分)

山口芽生 逆転負けでボール叩きつける (9時18分)

坂詰姫野 快勝でツアー初の8強 (7時47分)

錦織圭 日本で大会出場へ【選手一覧】 (7時06分)

10月30日

テニスボールが手に取るように見えて眼が疲れない!軍事規格のESSで差をつける (17時57分)

西岡良仁 世界254位に屈し8強逃す (16時28分)

9連勝でマスターズ2度目の16強 (15時21分)

ダニエル太郎 20歳に逆転負け (13時25分)

ディミトロフ 棄権で今季終了を報告 (10時52分)

山口芽生 思わぬ形でツアー初白星 (10時04分)

ズベレフ 逆転勝ちで連覇へ前進 (8時59分)

シナー 快勝で世界1位奪還へ弾み (8時07分)

【画像】ナダル 家族で日本満喫!浴衣姿で笑顔!清水寺で家族写真! (0時00分)

【動画】コートに倒れ込み喜ぶズベレフ!宿敵メドベージェフ撃破し4強! (0時00分)

10月29日

内島萌夏 逆転負けで初戦敗退 (15時23分)

島袋将 日本人対決制し今季6度目8強 (14時28分)

マスターズ2大会連続でいとこ対決 (13時29分)

女子最終戦 組合せ決定 (11時17分)

元複世界1位 43歳で現役引退 (10時22分)

初の世界1位撃破で16強「最高」 (9時04分)

大波乱 アルカラス初戦敗退 (8時05分)

【動画】ブブリク 世界6位撃破しマスターズ初の4強!喜び爆発で勝利の雄叫び! (0時00分)

【動画】マスターズ10連勝で8強!快進撃バチェロット 勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!