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現在開催されているBNLイタリア国際男子に出場しているR・ナダル(スペイン)が、5月27日から始まる全仏オープン直前に世界ランク3位になったとしても問題はないし、最も大切なことは「勝利すること。」と語った。
今週発表された世界ランキングでR・フェデラー(スイス)に抜かれ、2010年5月以来となる3位となったナダルは「自分のポジションは悪くありません。今シーズンは良いスタートを切れました。ナンバー2でも3でも自分のプレーが変わるわけではありません。2位でも3位でも準決勝に勝たなくてはならないのですから。」と、持論を展開した。
先週行われたマドリッド・マスターズでは、ナダルは3回戦でF・ベルダスコ(スペイン)に敗れ、フェデラーは通算20回目となるマスターズ優勝を果たしている。
25歳のナダルは「誰もが最終戦のことを考えていると思う。1月にシーズンを始める時、僕はサッカーのリーグ戦のように考えています。始まりと終わりがあります。ゼロから始まって、6位か5位で終わり、そしてまたゼロから始まるのです。」と、ツアーに対する考え方を語っている。
マドリッドで敗退後、故郷であるマヨルカでつかの間のオフを楽しんでいたナダルは、今大会6度目の優勝にむけてリラックスした時間をとれたようだ。「素晴らしいことでした。海の真ん中にたたずんで、天気も良かったですし、少し泳ぐこともできました。」
今年はオリンピックイヤーということもあり、4年前の北京五輪で金メダルを獲得しているナダルは「オリンピックは、あらゆるスポーツにとって最も重要な大会だと思います。しかし、テニスには幸運なことに素晴らしいツアーがあります。」
「テニス選手にとって、オリンピックは最も勝つのが難しい大会でしょう。キャリアの中で、おそらく1度か2度の出場のチャンスはあるでしょう。もしかしたら3度目もあるかもしれませんが、とても長いキャリアを過ごし、タイミングが合わないといけません。それが難しい理由です。僕は1度優勝できてラッキーでした。」
今年3大会目のグランドスラムであるウィンブルドンは6月25日から開催される。そのウィンブルドンと同じ会場での開催を予定されているオリンピックのテニス競技は、7月28日からとなる。
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