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女子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン女子(スペイン/マドリッド、賞金総額375万5140ユーロ、クレー)は13日、シングルス決勝が行われ、第9シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)に6-1, 6-3のストレートで勝利、今季2勝目となるタイトルと優勝賞金63万1000ユーロを手に入れた。
女子ツアーでも屈指のハードヒッター同士の対戦となった決勝、ブルークレーの上で強烈なサーブとリターンでアザレンカを圧倒したセリーナは、試合開始から4ゲームを連取して主導権を握ると、そのまま優勝まで駆け抜けた。
マイアミ大会の準々決勝でC・ウォズニアキ(デンマーク)に敗れて以来、13連勝としたセリーナは「もっと良いプレーができます。本当に良いことです。ハードな練習をしています。タフな戦いや、本当に運のない状況もありましたから、本当に嬉しいです。」と、ここまでの好調ぶりを喜んだ。
この日の試合だけで14本ものサービスエースを決めたセリーナにとって、これがキャリア通算41勝目となるタイトルとなった。またクレーコートの試合では13連勝としている。
アザレンカのサーブで始まった決勝、強烈なリターンでセリーナがいきなりのブレークに成功すると、第3ゲームではアザレンカが3本ものダブルフォルトを犯してしまい、セリーナが4-0とリードを奪う。
第1セット第5ゲームでようやくサービスキープに成功したアザレンカに対し、攻撃の手を緩めないセリーナは第7ゲームでセットポイントのチャンスを迎えると、ここでアザレンカが痛恨のダブルフォルト。3度のブレークに成功したセリーナが、セットを先取する。
第2セットに入ってもセリーナの勢いは止まらず、第2ゲームでブレークに成功し3-0とリードを奪う。対するアザレンカは第6ゲームをラブゲームでキープするなど調子を取り戻したものの、セリーナのサーブの前にブレークチャンスを見出すことはできなかった。
第2セット第9ゲーム、40-0とマッチポイントを握ったセリーナは、この日14本目となるサービスエースを決めると、わずか64分で優勝を決めた。
シュトゥットガルドに続き準優勝と、今季のクレーシーズンでいまだにタイトルがないアザレンカは「セリーナの素晴らしい1週間をお祝いしたいと思います。彼女は素晴らしい仕事をしました。」とチャンピオンを称えた。
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