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男子テニスツアーのハッサン2世グランプリ(モロッコ/カサブランカ、賞金総額39万8250ユーロ、クレー)は土曜日に準決勝を行い、第7シードのA・ラモス(スペイン)がI・アンドレエフ(ロシア)を6-3, 7-6 (9-7)のストレートで下し、決勝進出を決めた。
ラモスは試合を通して直面した9本のブレークポイントのうち8本をしのぎ、1時間53分で試合を締めた。これで両者の対戦成績はラモスの3勝0敗となった。
試合後、ラモスは「タフで僅差の試合でした。たくさん走らなければなりませんでしたし、彼(アンドレエフ)はハードヒットしてきました。」と振り返った。
現在、世界ランクで自己最高となる52位につけているラモスはATPツアー決勝進出は今回が初めてで、決勝ではキャリア初優勝を目指すとともに、今季初のツアー初優勝者も目指す。
それについてラモスは「ツアー決勝は初めてです。とてもうれしいですし、明日の試合が楽しみです。」と話している。
24歳のラモスは決勝で同胞で第3シードのP・アンジャー(スペイン)と対戦する。昨年覇者のアンジャーは準決勝でF・チポッラ(イタリア)を6-3, 7-5で下しての勝ち上がり。試合時間は1時間55分だった。
アンジャーはATP250の大会で7連勝しており、準決勝の勝利で8連勝となった。
これでアンジャーは5度目のツアー決勝進出となった。5度のいずれもクレーコートであり、スペイン人らしくクレーを得意としている。
アンジャーとラモスはこれまで2度の対戦があり、いずれもアンジャーが勝っている。3月のインディアンウェルズの大会でも3回戦で対戦しており、アンジャーが7-6(7-5), 6-4で勝利を挙げている。
今大会の優勝賞金は7万1900ユーロ。
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