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男子テニスツアーのマスターズ大会であるソニー・エリクソン・オープン男子(アメリカ/マイアミ、賞金総額397万3050ドル、ハード)は30日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第21シードのJ・モナコ(アルゼンチン)に6-0, 7-6 (7-5)のストレートで勝利、決勝に進出した。
今大会のディフェンディング・チャンピオンであるジョコビッチは、第1セットをベーグルであっさり先取すると、第2セット第5ゲームでブレークに成功、ゲームカウント3-2とリードを奪う。
リードされたモナコは、ジョコビッチのサーブとなった第6ゲームで30-40とブレークチャンスを迎えるが、ここはジョコビッチがキープに成功する。そして第8ゲームでは、モナコは0-40と絶好のブレークバックのチャンス、しかし、ここもジョコビッチがキープに成功する。
そして迎えた第10ゲーム、ジョコビッチのサービング・フォー・ザ・マッチとなったこのゲームで、モナコは0-40と起死回生のチャンスを迎える。ジョコビッチにデュースまで追い上げられたモナコであったが、ダブルフォルトでこのゲーム4本目のブレークポイントを迎えると、この土壇場でブレークバックに成功する。
続く第11ゲーム、今度はジョコビッチが30-40とブレークチャンスを迎えたが、ここはモナコがキープに成功、第12ゲームはジョコビッチがキープしてタイブレークに突入する。
タイブレークでは3-3まで接戦となったが、ここからジョコビッチがミニブレークなどでリードを奪うと、6-4でマッチポイントを迎えると、モナコが1ポイントを取り返すが、最後はモナコのフォアハンドがベースラインを割ってゲームセット、2時間3分でジョコビッチが決勝に進出した。
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