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男子テニスツアーのマスターズ大会であるソニー・エリクソン・オープン男子(アメリカ/マイアミ、賞金総額397万3050ドル、ハード)は29日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのD・フェレール(スペイン)を6-2, 7-6(7-1)のストレートで下し、ベスト4へ進出した。
世界ランク1位のジョコビッチは、第1セットで2度のブレークに成功し6-2であっさりと先取する。
続く第2セットではジョコビッチが第1ゲームをブレークし優位に立つ。しかし、第2ゲームでフェレールにブレークポイントを握られ、13本続いた激しいラリーの末ゲームを落としブレークされてしまう。その後は互いにサービスキープが続いたが、第9ゲームでジョコビッチが再びブレークに成功し、ゲームカウント5-4とリードする。第10ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるも、粘り強いフェレールのプレーに苦しめられブレークを許してしまう。
勝負の行方はタイブレークへ。第1シードの意地を見せたジョコビッチは1ポイントのみ失うも、フェレールに付け入る隙を与えずゲームセット。1時間53分で準決勝進出を決めた。
二人は今年の全豪オープンでも対戦し、その時はジョコビッチが6-4, 7-6(7-4), 6-1のストレートで勝利していた。
ジョコビッチは決勝進出を懸けて、第21シードのJ・モナコ(アルゼンチン)と対戦する。
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