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男子テニスツアーのクラロ杯（アルゼンチン/ブエノス・アイレス、賞金総額４８万４１００ドル、クレー）は２４日、シングルス準々決勝４試合が行われ、第４シードの錦織圭（日本）は第６シードのＳ・ワウリンカ（スイス）に4-6, 2-6のストレートで敗退、ベスト４進出はならなかった。

ワウリンカと初めての対戦となる錦織は、試合を通して３本のブレークチャンスがあったものの１度もブレークに成功することができず、逆に第１セットで１度、第２セットで２度のブレークをワウリンカに許してしまった。

準決勝でワウリンカは、第２シードのＮ・アルマグロ（スペイン）と対戦する。今大会のディフェンディング・チャンピオンであるアルマグロは、Ｉ・アンドレエフ（ロシア）を6-3, 7-5のストレートで下し、ベスト４に進出している。

先週行われたブラジル・オープンで大会連覇を達成ていたアルマグロは、この日の勝利で今季のクレーコートでの戦績を９勝０敗としている。

もう一方の準決勝では、第１シードのＤ・フェレール（スペイン）とＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）が対戦する。世界ランク５位のフェレールはＦ・ゴンサレス（チリ）を6-2, 6-4で、元世界ランク３位のナルバンディアンはＣ・ベルロク（アルゼンチン）に6-0, 6-3で下している。

今大会では２０１０年に決勝進出しているフェレールは、来月に現役を引退するゴンサレスから３度のブレークに成功すると、１時間１４分でベスト４の座を手に入れている。

今大会の優勝賞金は８万２９００ドル。