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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ1回戦、日本とクロアチアの対戦は11日、会場である兵庫県三木市のブルボン・ビーンズドームでダブルス1試合を行い、日本はクロアチアにセットカウント1-3で敗れ、最終日のシングルスを前に1勝2敗とリードを許した。
初日のシングルスでは添田豪(日本)がI・ドディグ(クロアチア)を、I・カルロビッチ(クロアチア)が錦織圭(日本)を破り1勝1敗で終えた両チーム。この日のダブルスでは日本は当初の予定通りに伊藤竜馬(日本)と杉田祐一(日本)を起用。一方のクロアチアは、L・ゾフコに代えて、前日のシングルスで4時間を超える試合をこなしたドディグを起用した。
この起用が当たったのかドディグ/カルロビッチ組が試合を通して1度しか伊藤/杉田組にブレークを許さず、6-4, 6-4, 3-6, 6-3で勝利、クロアチアが大きな2勝目を手に入れた。
この試合に勝った国が最終日に向けてアドバンテージを握ることとなるダブルス、試合序盤はお互いにサービスキープが続く展開となったが、伊藤のサーブとなった第1セット第9ゲームでクロアチアペアが15-40とブレークチャンスを握ると、30-40からドディグがバックハンドのダウン・ザ・ラインでブレークに成功する。
第1セットを先取したクロアチアペアは、第2セットのオープニングゲームでもブレークに成功すると、第10ゲームでは3本のブレークピンチを切り抜け、2セットアップとリードを広げる。
何とか流れを変えたい日本ペアは、杉田のサーブで迎えた第3セット第3ゲームで4本のブレークピンチを切り抜け、10度のデュースの末にキープすると、第8ゲームでこの試合初めてのブレークに成功、第3セットを奪取する。
このまま逆転の勢いに乗りたい日本ペアだったが、第4セット第2ゲームでミスからブレークを許してしまうと、その後は強力なサーブを軸にキープを続けるクロアチアペアを切り崩すことが出来ず、最後はカルロビッチにサービスエースを決められゲームセットとなった。
敗れはしたものの、竹内映二日本代表監督は「昨日のフルセットマッチにも関わらず、クロアチアはエース2人を出す状態になっている。今日は3時間もコートにいさせたので、明日につながる。」と、前向きな姿勢を見せている。
敗れた日本は、日曜日に行われるリバース・シングルス第1試合に登場する錦織が敗れれば、その時点で9月14日から行われるワールドグループ・プレーオフ(入れ替え戦)でワールドグループ残留をかけることとなる。
錦織が勝利し2勝2敗となれば、最後のシングルスに出場する添田にチームの命運がかかる。
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