- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ１回戦、チェコ共和国とイタリアの対戦（チェコ/オストラヴァ、ハード）は１０日、シングルス２試合が行われ、世界ランク７位のＴ・ベルディフ（チェコ共和国）を擁するチェコが２連勝、準々決勝進出に王手をかけた。

この日の第１試合ではベテランのＲ・シュティエパネック（チェコ共和国）がＡ・セッピ（イタリア）に4-6, 6-4, 6-3, 3-6, 6-3のフルセットで勝利すると、続く第２試合ではチェコのエースであるベルディフがＳ・ボレッリ（イタリア）を6-3, 4-6, 7-5, 6-2で破っている。

３３歳とワールドグループのシングルスに出場する選手で最年長となるシュティエパネックであったが、この日は巧みなチェンジ・オブ・ペースなどでセッピを翻弄した。

フルセットまで追い詰めながらも勝利を逃したセッピは「彼が何のショットを打ってくるか、全く分かりませんでした。彼はサーブ＆ボレーもできるし、バックハンドも良い。スライスもね。たくさんの球種をもっているんだ。」と、シュティエパネックの技術に舌を巻いた。

土曜日に行われるダブルスでは、王手をかけたチェコがＦ・チェルマク（チェコ共和国）/Ｌ・ロソル（チェコ共和国）組を、後がないイタリアはＤ・ブラッチアリ（イタリア）/Ｐ・スタラーチェ（イタリア）組を起用する予定となっている。