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女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープン(東京/有明、賞金総額205万ドル、ハード)は大会3日目の27日、シングルス2回戦が行われ、第3シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)がI・C・ベグ(ルーマニア)に6-1, 6-3のストレートで快勝、順当に3回戦に駒を進めた。
USオープン3回戦でS・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れて以来となる試合だったアザレンカは、試合開始から3ゲームを連取して流れを掴むと、第1セット第6ゲームで2度目のブレークに成功、あっさりと第1セットを先取する。
第2セットに入ってもアザレンカの勢いは止まらず、第2ゲームでこの日3度目のブレークに成功し3-1とリードを奪うとペグを圧倒。第9ゲームでマッチポイントを迎えると、最後はバックハンドのクロスでウィナーを決めてゲームセットとなった。
試合後の会見でアザレンカは「少し緊張していました。USオープンの後に練習する時間もありましたし、今日のプレーはベストではありませんでしたが、動きは良かったと思います。この先、レベルを上げていきたいと思います。」と、自らのパフォーマンスについて語った。
またこの日は、東日本大震災の被災地である福島から招待された26名のジュニア選手も会見に同席していた。
「ここにきてテニスだけでなく、被災地への支援をしたいと思っていました。」とアザレンカ。「海外でもクリニックを開いたり、オークションをしたりと寄付を集めていました。日本や東京が好きですし、いい人がたくさんいます。」
また学生たちに向けてアザレンカは「来てくれて、本当にありがとうございます。」と感謝の意を伝えると、会見後には全員と握手してから会見場を後にした。
今大会では2009年にベスト8、昨年はベスト4に進出しているアザレンカは、3回戦で第16シードのS・ペア(イスラエル)とK・ザコパロバ(チェコ共和国)の2回戦の勝者と対戦する。
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