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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ準決勝、セルビア対アルゼンチン(セルビア/ベオグラード、ハード)は対戦初日の16日、シングルス2試合が行われ、アウェイのアルゼンチンが2勝を挙げ、決勝進出に王手をかけた。
ディフェンディング・チャンピオンであるセルビアは、4日前にUSオープンで優勝したばかりのN・ジョコビッチ(セルビア)が当初はオープニングマッチに起用される予定であったが、後背部の怪我のために欠場、その代役としてV・トロイキ(セルビア)がコートに立った。
対するアルゼンチンはD・ナルバンディアン(アルゼンチン)が期待に応えトロイキを6-4, 4-6, 6-2, 6-3の4セットで撃破、まずは1勝目を挙げる。
続いて行われた第2試合では、アルゼンチンのエースであるJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)がJ・ティプサレビッチ(セルビア)に7-5, 6-3, 6-4のストレートで勝利、大きな2勝目をチームにもたらしている。
この結果、アルゼンチンは2008年以来となる決勝進出まで残り3試合で1勝まで迫ったことになる。
セルビアは昨年の準決勝でもジョコビッチを初日に投入しなかったが、その時はティプサレビッチがシングルスで2勝するなど活躍、通算3勝2敗で決勝に進出していた。
USオープン決勝の試合中にも後背部の治療を受けていたジョコビッチは、木曜日にベオグラードに到着したばかりだった。
ジョコビッチの代わりにシングルスに出場したトロイキであったが、元世界ランク3位のナルバンディアンの前に58本もの凡ミスを犯すなど、自滅してしまった。
「ジョコビッチの欠場は間違いなく助けになりました。」とナルバンディアン。「試合の30分くらい前に彼がプレーしないことを聞きましたが、どちらが相手でもいいように準備をしていたので、問題ありませんでした。」
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