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女子テニスツアーのガシュタイン女子(オーストリア/バートガシュタイン、賞金総額22万ドル、クレー)は12日、シングルス1回戦13試合が行われ、第1シードのJ・ジョルジュ(ドイツ)と第2シードのJ・ガイドソバ(オーストラリア)が揃って敗退する波乱が起きた。
先週行われたバスタッド大会で決勝に進出していたJ・ラーソン(スウェーデン)は、その好調さを第2シードのガイドソバを相手にも維持し、6-4, 6-2のストレートで退けた。
「ここでは、少しボールの飛びが良いような気がします。ゲームに集中するのに苦労しました。」とラーソン。「ガイドソバは普段よりもミスをしていました。私の狙いは1球でも多く返球することで、彼女から簡単なポイントを引き出すことでした。難しい状況でしたが、彼女よりも堅実なプレーが実を結びました。」
世界ランク16位のジョルジュはL・ポウス・ティオ(スペイン)と対戦するも1-6, 6-2, 1-6のフルセットで敗退、早くも大会を去ることとなった。
今大会のディフェンディング・チャンピオンであったジョルジュが、過去に唯一黒星をつけられたのが、2007年の予選のことで、その時の相手もポウス・ティオであった。
この日はシードダウンが相次いでおり、P・メイヤー(オーストリア)が第5シードのL・ドミンゲス=リノ(スペイン)に6-0, 7-6 (7-5)で、C・スアレス・ナバロ(スペイン)が第7シードのB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)に7-6 (9-7), 6-2で勝利している。
グランドスラムで2度のベスト8に進出し、かつては世界ランク22位だったスアレス・ナバロは、肘の怪我が原因で4ヶ月もツアーを離脱、ランキングも100位圏外まで落ちていた。
久しぶりにツアー大会で勝利を挙げた22歳のスアレス・ナバロは「数ヶ月もツアーを離れた後、今日の勝利にとても満足しています。クレーコートが本当に好きです。長期間の休養でしたが、今日は本当に良いプレーが出来ました。肘の調子は完全ではありませんが、だんだんと良くなっています。」と、喜びを語っている。
この他の試合の結果は以下の通り。
K・ペルバク(ロシア) (8) ○-× A・コルネ(フランス), 7-6 (7-3), 6-2
D・エチモバ ○-× M・クラフナー, 6-1, 6-0
P・マーティク(クロアチア) ○-× S・シャパタワ, 3-6, 6-3, 6-2
MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン) ○-× P・オルマエチェア, 7-6 (7-5), 7-6 (7-4)
N・コラー ○-× A・クドリャフツェワ(ロシア), 6-1, 6-1
K・ボンダレンコ(ウクライナ) ○-× N・ヤゴステラ=ビベス(スペイン), 6-0, 6-4
A・パーラ=サントンハ(スペイン) ○-× O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ), 6-3, 1-6, 7-6 (7-5)
Y・モイスバーガー(オーストリア) ○-× A・ボンダレンコ(ウクライナ), 6-3, 7-6 (8-6)
K・バロア(ドイツ) ○-× L・ツレンコ, 6-2, 6-3
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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