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女子テニスツアーのポリファルベ・ブダペスト・グランプリ(ハンガリー/ブダペスト、賞金総額22万ドル、クレー)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのR・ビンチ(イタリア)がZ・クチョバを4-6, 7-6 (7-3), 6-3のスコアで振り切り、準決勝に駒を進めた。
ビンチは第1セットを4-6で奪われると、第2セットもクチョバに2-5と大きくリードされ、2本のマッチポイントをしのいでの見事な大逆転劇をみせた。
試合後、ビンチは「今日は昨日のバボス戦と同様にタフな試合でした。」と話した。バボス戦のビンチは、あと2ポイントで敗退というところまで追い込まれてから逆転勝ちを決めていた。「クチョバはすばらしい選手。いいプレーをしていて、どのポイントも取りにくる気構えでした。私はボールをコートに入れること、そしてできるだけ攻撃的にプレーすることを心がけました。またドロップショットも何度か試しましたが、コートが遅いので有効だったようです。」と話した。
「逆転勝ちできてうれしく思います。大きな勝利でした。」
ビンチは準決勝で第3シードのK・ザコパロバ(チェコ共和国)と対戦する。ザコパロバは準々決勝でK・ボンダレンコ(ウクライナ)を6-0, 6-4で下しての勝ち上がり。
ドローの他の山では第2シードのS・エラーニ(イタリア)がA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)と対戦、メディーナ=ガリゲスが4-6, 7-5, 3-0とした時点でエラーニが脚の痙攣により棄権を決めたため、メディーナ=ガリゲスがベスト4入りを決めた。
試合後、メディーナ=ガリゲスは「第2セットではコーチのアドバイスに従おうと努力しました。3-5で負けていましたが、粘って、セットを奪うことができました。第3セットに入るとサラは脚がつり始めました。3-0とリードした時点で彼女は棄権を決めました。タフな試合でした。勝ててうれしいと思う一方で、サラの回復を願っています。」と語った。
メディーナ=ガリゲスは準決勝でI・C・ペグと対戦する。ペグは準々決勝で予選から勝ち上がったE・カベーザ=キャンデラを6-0, 6-3で一蹴して勝ち上がっている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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