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男子テニスツアーのパワー・ホース世界チーム・カップ（ドイツ/デュッセルドルフ、賞金総額８０万ユーロ、クレー）は１８日、スウェーデン対アルゼンチンの対戦が行われ、世界ランク５位のＲ・ソデルリング（スウェーデン）がＭ・ゴンサレス（アルゼンチン）を6-1, 6-4で下したものの、通算２勝１敗でアルゼンチンが勝利している。

前日に行われたシングルスを落としていたスウェーデンは、エースであるソデルリングの活躍で１勝１敗のタイに追いついたものの、続いて行われたダブルスでＪ・Ｉ・チェラ（アルゼンチン）/Ｊ・モナコ（アルゼンチン）組がＳ・アスペリン（スウェーデン）/Ｒ・リンドステッド（スウェーデン）組に7-6 (7-1), 6-0で勝利、アルゼンチンの勝利となった。

この日の勝利で今大会での通算成績を１１勝１敗としたソデルリングは「この数年、この大会では良い思い出しかありません。全仏オープンに向けて、いつも良い準備が出来ます。今年も最初の２試合はとても良い出来で、自信を持ってパリに行くことが出来ます。僕らには良いダブルスチームがいるので、ダブルスには出ません。僕にとって６試合は多すぎです。」と、好調をアピールした。

地元ドイツはスペインと対戦。前日のシングルスではドイツが勝利していたが、この日はＤ・ヒメノ=トラバー（スペイン）がＰ・コールシュライバー（ドイツ）に6-4, 2-6, 6-3で勝利すると、続いて行われたダブルスでＭ・グラノジェルス（スペイン）/Ｍ・ロペス（スペイン）組がＰ・ペッツシュナー（ドイツ）/Ｃ・キャス（ドイツ）組に7-6 (9-7), 6-3で勝利、スペインの逆転勝利となっている。

１勝１敗となっていたアメリカ対カザフスタンの対戦はこの日、ダブルスでＭ・フィッシュ（アメリカ）/Ｊ・アイズナー（アメリカ）組がＡ・ゴルベフ（カザフスタン）/Ｍ・ククシュキン（カザフスタン）組に6-3, 7-6 (12-10)のストレートで勝利、通算２勝１敗でアメリカの勝利となっている。

現在２９歳ながら、自己最高となる世界ランク１０位に位置しているフィッシュは「ハードコートや芝であれば、どんな相手でも勝つ可能性はありましたが、クレーコートでは早々にトップ選手に負けていました。しかし、今のランキングであれば、彼らと対戦するのは先のこととなります。」と、全仏オープンへの抱負を語っている。

すでにシングルスで勝敗が決しているため、消化試合となったセルビア対ロシアのダブルスは、Ｉ・アンドレエフ（ロシア）/Ｄ・ツルスノフ（ロシア）組がＪ・ティプサレビッチ（セルビア）/Ｖ・トロイキ（セルビア）組に6-3, 4-6, [10-5]の接戦で勝利、通算２勝１敗でセルビアの勝利となっている。