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男子テニスツアーのパワー・ホース世界チーム・カップ(ドイツ/デュッセルドルフ、賞金総額80万ユーロ、クレー)は16日、レッドグループのアメリカがスウェーデンに2勝1敗で勝利、ラウンドロビン突破に近づいた。
シングルス2試合、ダブルス1試合の合計で勝敗が争われる今大会、まずはJ・アイズナー(アメリカ)がC・リンデルに6-4, 6-1のストレートで勝利、アメリカがリードを奪う。
球足が遅いクレーコートについてアイズナーは「とても遅いけど、その分ラリーが続くことは良いと思います。少し寒いですが、暖かくなるといいですね。コートに出て、試合をしたいと思っていました。全仏オープンに向けて、完璧な準備となるでしょう。」と、今大会への展望を語っていた。
続いて行われた第2試合では、世界ランク5位のR・ソデルリング(スウェーデン)がS・クエリー(アメリカ)に5-7, 7-5, 7-6 (7-3)の逆転で勝利すると、勝敗の行方はダブルスに委ねられる。
チームの命運がかかったダブルスでは、アイズナー/M・フィッシュ(アメリカ)組がS・アスペリン(スウェーデン)/R・リンドステッド組を4-6, 7-6 (7-5), [10-4]の接戦で破り、アメリカを勝利へと導いた。
またこの日はドイツ対セルビアの残り2試合も行われており、シングルスではF・マイヤー(ドイツ)がV・トロイキ(セルビア)に6-2, 6-2で勝利すると、ダブルスでもC・キャス(ドイツ)/ P・ペッツシュナー(ドイツ)組がJ・ティプサレビッチ(セルビア)/ N・ジモンイッチ(セルビア)組に5-7, 6-3, [10-7]の逆転で勝利している。
前日にはP・コールシュライバー(ドイツ)がティプサレビッチに6-4, 7-6 (7-5)で勝利しているため、地元ドイツが2009年の優勝国であるセルビアから3勝0敗で勝ち星を挙げた。
またスペイン対ロシアの残り1試合も行われており、すでにシングルスで連敗しているスペインのM・グラノジェルス(スペイン)/M・ロペス(スペイン)がD・ツルスノフ(ロシア)/V・バルーダ組に6-4, 6-2で勝利、一矢報いた。
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