HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのクラロ杯(アルゼンチン/ブエノス・アイレス、賞金総額47万5300ドル、クレー)は現地時間15日、シングルス1回戦11試合が行なわれ、第1シードのN・アルマグロ(スペイン)が予選勝者のP・ガルドンに6-1, 6-2のストレートで快勝、順当に2回戦に進出した。
先週行なわれたブラジル・オープンで通算8度目のツアー優勝を果していたアルマグロは、2回戦で地元勢のL・メイヤー(アルゼンチン)と対戦する。
地元期待の第3シードであるD・ナルバンディアン(アルゼンチン)は、P・スタラーチェ(イタリア)を6-4, 6-4と1時間16分でストレート勝ち、地元観客の期待に応えた。
元世界ランク3位のナルバンディアンは、今大会は通算で15勝6敗と好成績を残しており、過去3年間は必ずベスト8以上に進出しているほか、2008年にはタイトルを獲得している。
2007年のチャンピオンである第5シードのJ・モナコ(アルゼンチン)は、Ⅰ・ナバロ(スペイン)を6-2, 7-6 (7-2)で下し、2回戦に進出している。
この日は4本あったブレークピンチを全て切り抜けていたモナコは「今日は良い試合でした。チリでの大会に敗退してから、ここで8日か9日間くらいトレーニングをしていました。今日はとても暑かったですし、試合の途中は我慢比べのようでした。ありがたいことに、試合は長くなかったですし、勝ち進めて満足しています。」と、地元大会での勝利についてコメントしている。
元世界ランク20位で現在は256位のJ・アカスーソ(アルゼンチン)は、第7シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)を6-2, 6-4で破る番狂わせを起こしている。今大会には主催者推薦で出場しているアカスーソは、およそ1年ぶりとなるツアーレベルでの勝利となった。
第2シードのS・ワウリンカ(スイス)は、地元勢のC・ベルロク(アルゼンチン)を6-4, 3-6, 6-3と2時間22分のフルセットで振り切り、2回戦に進出している。
この日の試合で5度ものブレークをベルロクに許していたワウリンカは「今日はとても難しい試合を予想していた。彼はタフな選手ですし、彼のホームだからね。それに今年初めて、昨年の全仏オープン以来のクレーでの試合でした。新しいサーフェスでの最初の試合は、いつでも難しいものです。」と、試合を振り返った。
この他の試合の結果は以下の通り。
J・ブルゼジッキ(アルゼンチン) ○-× F・ボランドリ(イタリア), 6-1, 6-3
A・ラモス=ビノラス ○-× J・ソウザ, 6-4, 6-0
E・シュワンク(アルゼンチン) ○-× I・アンドレエフ(ロシア), 6-4, 7-6 (7-5)
P・クエバス(ウルグアイ) ○-× L・クボット(ポーランド), 5-7, 7-5, 6-3
V・ハネスク(ルーマニア) ○-× D・ヒメノ=トラバー(スペイン), 6-3, 7-6 (7-2)
H・ゼバロス(アルゼンチン) ○-× P・アンジャー(スペイン), 7-6 (7-3), 6-2
今大会の優勝賞金は8万2800ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.