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男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア(クロアチア/ザグレブ、賞金総額39万8250ユーロ、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、ノーシードから勝ち上がった地元期待のI・ドディグ(クロアチア)が第8シードのM・ベレー(ドイツ)を6-3, 6-4のストレートで下し、見事、ATPツアー初優勝を飾った。同時にドディグは優勝賞金7万2600ユーロを獲得した。
これまでツアーで準々決勝以上に進んだことがなかったドディグは、第1セットの第1ゲームでいきなりベレーのサービスをブレークして波に乗ると、3-0と大きくリードし、そのまま同セットを先取する。
第2セットでも好調を維持したドディグは、第7ゲームでブレークに成功すると、そのまま同セットも奪って優勝を決め、応援に駆け付けた地元観客の前でトロフィーを手にした。ドディグはリターンが好調で、手にしたブレークポイントは7本にも及んだ。
試合後、ドディグは「いい試合でした。戦略的ないいプレーをすることができました。この1週間はすばらしいものでした。」と振り返った。
クロアチア勢は地元のこの大会で2006年以降、必ず決勝に進んでおり、そのうち2006年にはI・リュビチッチ(クロアチア)が優勝、一昨年と昨年はM・チリッチ(クロアチア)が優勝していた。
一方、敗れたベレーは、昨年の決勝でもチリッチに敗れて準優勝に終わっていた。今回の決勝ではブレークポイントを4本手にしたものの、いずれもブレークに結び付けることはできなかった。
決勝ではちょっとしたハプニングがあった。ドディグは第2セットの5-4から自らのサービスゲームでマッチポイントを手にし、そこでサービスエースを決めたかに思えた。
しかし主審はオーバールールし、「フォルト」とコール。オーバールールに気が付かなかったドディグは優勝を決めたと思い、ラケットを観客席に投げて喜びを爆発させていた。
その後、フォルトであったことに気付いたドディグは試合を続行、その後の2ポイントはリズムを失ってベレーに奪われたものの、最後はドディグがしっかりとキープし、優勝を決めた。
試合後、ベレーは「いいプレーができませんでした。今週で一番ひどいプレーでした。決勝でこんなプレーをしてはいけないのですが。」と肩を落としていた。
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