- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

クレイステルスがリーを破り初優勝◇全豪オープン

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会13日目の29日、女子シングルス決勝が行なわれ、第3シードのK・クレイステルス(ベルギー)が第9シードのN・リー(中国)に3-6, 6-3, 6-3の逆転で勝利、今大会では初、自身4個目となるメジャータイトルと優勝賞金220万豪ドルを手に入れた。

チャンピオンスピーチでクレイステルスは「ようやく皆さんに“オージーキム”と呼ばれたい気分です。タイトルを獲れましたから。」と、涙をにじませながらファンに語りかけると、会場に集まったファンは大歓声で勝利を祝福した。

クレイステルスは2004年にも決勝に進出しているが、その時は同胞のJ・エナン(ベルギー)に敗れ準優勝に終わっていた。また、過去には4度の準決勝敗退も経験している。

試合後のテレビインタビューを受けたクレイステルスは「この勝利には多くの意味があります。子供の頃、M・セレス(アメリカ)が何度も勝っている場面をテレビで見ました。彼女たちはスタンドに駆け上がっていたと思います。それで彼女がそこでスピーチをしたことを覚えています。私はただ驚くばかりで、まるでおとぎ話のようでした。」と、子供の頃の出来事を思い出していた。

一方のリーは、アジア勢初となるグランドスラムチャンピオンに後一歩のところで届かなかった。決勝の最中、リーは審判に中国人ファンとカメラマンのフラッシュについて苦情を言っていた。

「彼らは“止めをさせ!”とラリーの最中にも叫んでいました。私としては、どうしてそういうことが出来るのか分かりませんでした。」とリーは通訳を介してコメントしている。

クレイステルスは2005年にグランドスラムで初タイトルを獲得しているが、それまでに4度も決勝で敗れていた。その間、オーストラリアのファンはまるで地元選手のようにクレイステルスを応援していた。その理由は、彼女がかつてL・ヒューイット(オーストラリア)と婚約していただけではない。

「ここの人たちは本当に協力的でした。彼らはただ素晴らしく、本当に感謝しています。私はいつも、何も返せるものがないので申し訳なかったです。以前は決勝でジュスティーヌに負けましたが、今では“オージーキム”と呼ばれても大丈夫だと思います。」

この決勝の直前、クレイステルスは2011年を最後にツアーにフル参戦しないだろうとしていたが、今では来年のタイトル防衛に意欲を見せており、可能ならばロンドン五輪への出場も視野に入れているようだ。

試合序盤は経験に勝るクレイステルスがリズムを掴み、開始から8ポイントを連取して2-0とリードを奪ったが、そこからリーも反撃に転じ、正確なグラウンドストロークでウィナーを決め始める。

そこからクレイステルスのリズムが狂い始め、4ゲーム連続でサービスキープに失敗するなど試合の流れがリーに傾き、第1セットはリーが逆転で奪取する。

第2セットに入ると最初の4ゲームは全てブレークと両者譲らぬ展開になるが、リーの3-2リードで迎えた第6ゲームからリーにミスが目立ち始める。

今大会の前哨戦でもクレイステルスと対戦したリーは、第1セット0-5の劣勢から逆転に成功していたが、この試合ではその再現は出来なかった。

さらにリーは、第2セット後半から中国人サポーターに対しフラストレーションを感じ始めていた。第3セットでリーは主審に「中国人に私にテニスのやり方を教えないように言って下さい。」とリクエストしている。それを受けて審判は観客に沈黙を2度ほど求めたが、効果はなかった。

ゲームカウント2-3から4ゲームを連取して第2セットを奪ったクレイステルスは、第3セットに入ってもリズムを立て直せないリーを攻め続け、一気に4-1とリードを奪うと、そのリードを守りきりタイトルをもぎ取った。

リーは今回の彼女の活躍で、中国でどのような影響を与えられるか定かではないとしている。中国のオフィシャル放送事業者によると、今回の決勝のライブ中継を1500万人が視聴したとのこと。しかし、リーによれば人口2200万人のオーストラリアよりも少ないとしている。

「数千万なんて意味がありません。オーストラリアでは80%の人々がテニスを見ています。比べ物になりません。」

28歳のリーはこれまでに中国人初のツアー優勝や、トップ10入りなど多くの記録を打ち立てているが、自分自身では先駆者のような感覚はないようだ。

「私のキャラクターには似合っていません。」とリー。「私はベストを尽くすだけです。中国のテニス界がもっと早く成長して、もっと多くの人が関わって欲しいと思います。まるでピラミッド構造のようなので、より多くの人が関われば、その頂上はもっと高くなるでしょう。」

(2011年1月30日13時02分)

その他のニュース

9月19日

アルカラスは「ビッグ3の融合のよう」 (15時02分)

ボルグ がん闘病を初告白 (13時47分)

世界6位 負傷でジャパンOP欠場 (11時31分)

BJK杯 4強出揃う (10時54分)

予選勝者が前年王者チリッチ撃破 (9時59分)

負傷の元世界6位 復帰戦は黒星 (9時00分)

錦織圭元コーチの陣営入り 正式発表 (8時30分)

杉山愛監督「厳しい戦いだった」 (7時50分)

9月18日

日本 イギリスに完敗で4強ならず (22時07分)

【1ポイント速報】日本vsイギリス BJK杯 準々決勝 (20時40分)

日本崖っぷち 柴原瑛菜敗れる (20時27分)

望月慎太郎ら ジャパンOP出場決定 (19時37分)

ダニエル太郎 今季ツアー初白星 (17時39分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsウォン (16時11分)

二宮真琴ペア 強豪に屈し初戦敗退 (11時10分)

復帰後初白星で前年王者が初戦突破 (10時06分)

世界304位 第5シード破る番狂わせ (9時07分)

9月17日

ダニエル太郎 3年連続本戦入り (16時20分)

フォンセカ、フェデラーと緊張の初対面 (15時39分)

柚木武 元世界1位と複出場へ (14時44分)

エナン、日本開催Jr大会アンバサダーに (13時47分)

ジョコ 異競技の“超人”を称賛 (11時14分)

差別騒動の米選手 立場逆転で非難殺到 (9時34分)

40歳ワウリンカ 17歳新星に貫禄勝ち (8時15分)

9月16日

ダニエル太郎 シード撃破し本戦王手 (18時40分)

坂本怜 元世界16位に屈し予選敗退 (18時23分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎・坂本怜 予選1回戦 (14時00分)

大坂なおみ 3大会連続出場へ (13時49分)

全仏OP4強の22歳 ハードで初白星 (12時27分)

19歳大活躍 チチパスら撃破 (10時50分)

加藤未唯 今季20度目の初戦敗退 (8時06分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!