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男子テニスツアーのハイネケン・オープン(ニュージーランド/オークランド、賞金総額35万5500ドル、ハード)は土曜日に決勝戦を行い、第1シードのD・フェレール(スペイン)が第6シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)を6-3, 6-3のストレートで下し、月曜日から始まる全豪オープンに向けて弾みをつけた。フェレールは優勝賞金7万2600ドルを獲得した。
世界ランク7位のフェレールは、2007年の今大会で当時世界3位だったナルバンディアンをわずか68分で撃破し、勢いを持続、そのまま優勝を飾っていた。
フェレールは第1セットの第8ゲームでナルバンディアンのサービスをブレークし、そのまま同セットを6-3で奪う。
第2セットでも勢いを維持したフェレールは、第5、7ゲームで続けてブレークに成功、リードを生かしてそのまま試合に終止符を打った。フェレールはこれでATPツアー10勝目をマークした。
今大会が今季初戦となっているフェレールは、1週間を通じて調子を上げ、安定したサーブで決勝でも優位に試合を運んび、ファーストサーブが入った場合のポイント獲得率は73%に達した。一方のナルバンディアンは52%にとどまった。またセカンドサーブでは67%のポイントを獲得し、同様に、ナルバンディアンの60%を上回った。
またフェレールは、試合を通じて5本のブレークポイントを握り、そのうち3本でブレークに成功するなど、リターンゲームでも好調ぶりをみせつけた。ナルバンディアンも3本のブレークポイントを手にしたが、いずれもフェレールのサービス力の前にブレークすることはできなかった。
安定したストロークを武器とするナルバンディアンは今週、1セットも落とさずに決勝進出を決めていたが、決勝では珍しくミスを連発し、自滅した。これで両者の対戦成績はフェレールの7勝5敗となった。
全豪オープン1回戦では両者ともに厳しいドローとなっている。フェレールは経験豊富なベテランJ・ニエミネン(フィンランド)と、ナルバンディアンは前哨戦で優勝した地元期待の元世界王者L・ヒューイット(オーストラリア)と対戦する。
ダブルス決勝では、第2シードのM・グラノジェルス(スペイン)/T・ロブレド(スペイン)組がJ・ブランストロム(スウェーデン)/S・ハス組を6-4, 7-6 (8-6)で下し、トロフィーを手にしている。
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