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男子テニスツアーの楽天ジャパンオープン（東京/有明、賞金総額１１０万ドル、ハード）は大会最終日の１０日、センターコートでシングルス決勝が行われ、第１シードのＲ・ナダル（スペイン）が第５シードのＧ・モンフィス（フランス）を6-1, 7-5のストレートで勝利、初来日ながら見事タイトルを手に入れた。

前日の準決勝ではＶ・トロイキ（セルビア）との劇的なフルセットマッチを制しているナダルと、準々決勝で第２シードのＡ・ロディック（アメリカ）との死闘を制しているモンフィスの対戦を前に、有明コロシアムの屋根が開かれた。

試合は序盤からナダルがブレークに成功し３－０とリードを奪うと、第１セット第６ゲームでもブレークに成功しあっさりとセットを先制する。

第２セットに入ると、モンフィスもリズムを取り戻しサービスキープの展開が続いたが、運も味方につけたナダルが第１１ゲームでこの試合３度目のブレークに成功すると、続く第１２ゲームをしっかりとキープ、１時間１７分で今季７勝目を挙げた。