HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、賞金総額210万ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、昨年覇者で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がG・シモン(フランス)に6-3, 6-2で圧勝し、準決勝に駒を進めた。
世界ランク2位のジョコビッチは、7本のブレークポイントを握られたものの全て跳ね返した。その一方でシモンのサービスを3度ブレークし、難なく勝利をものにした。これでジョコビッチはシモンに対して5連勝を決めた。
試合後、ジョコビッチは「サービスがよくなっているのがうれしい。もっとさらに生かしていきたい。」と話した。
2008年の全豪で優勝しているジョコビッチは、最近さらに自信をつけてきており、今季はウィンブルドンと全米でベスト4入りを決めている。今季ATPツアー2勝目を狙うジョコビッチは、準決勝で予選勝者のJ・アイズナー(アメリカ)と対戦する。アイズナーは準々決勝で第4シードの強豪N・ダビデンコ(ロシア)を7-6(7-4), 6-4で倒しての勝ち上がり。
アイズナーは得意のサービスで18本のエースを放ち、格上を圧倒した。
ジョコビッチとアイズナーは過去に1度だけ対戦があり、そのときはジョコビッチが勝っている。しかし、そのデビスカップでの対戦は4時間にも及んでおり、マッチポイントも6本あるという大接戦だった。
ドローの他の山では、第8シードのD・フェレール(スペイン)が第3シードのR・ソデルリング(スウェーデン)を6-2, 6-4で下し、ベスト4入りを決めた。
フェレールは準決勝でI・リュビチッチ(クロアチア)と対戦する。リュビチッチは準々決勝で世界4位で第2シードのA・マレー(英国)を6-3, 6-2で一蹴し、大金星をあげての勝ち上がり。
これで準々決勝では、第2、3、4シードが続けて敗れる結果となり、今大会は混戦の様相を呈してきている。
今大会の優勝賞金は50万ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.