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女子テニスツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、賞金総額22万ドル、ハード)は23日にシングルス準々決勝4試合を行い、第1シードのA・ドゥルゲル(ルーマニア)、第2シードのA・アマンムラドワ(ウズベキスタン)が敗れる波乱含みの一日となった。
その波乱を演じたのは第5シードのM・ニクルスク(ルーマニア)とA・クドリャフツェワ(ロシア)。ニクルスクはドゥルゲルを7-6 (7-5), 2-6, 6-3で、クドリャフツェワはアマンムラドワを7-6 (7-5), 6-3で下す金星をあげ、ニクルスクは今季初のベスト4入り、クドリャフツェワは先週行われた広州国際女子オープンでの準優勝に次ぐ今季2度目の4強入りを果たした。
第1セットでニクルスクはドゥルゲルに対し、3度のブレークを奪うも同じく3度のブレークを許しタイブレークへ。そのタイブレークを制してそのセットを先取したものの、第2セットではドゥルゲルに反撃を許し試合はフルセットへ。第3セットは再び集中を高めたニクルスクが1度だけブレークを許すも2度のブレークに成功、2時間41分の接戦を制した。
「日に日にマメがひどくなるけど、逆にプレーは日に日に良くなっているの。ドゥルゲルを破ったのはこれが初めて。それにトップ50の選手から勝利を飾れたのも初めてのこと。今日の勝利はテニス人生で一番大きなものになったわ。」と語るニクルスクは、先週の土曜日に23歳の誕生日を迎えたばかりで、この日の勝利が自身への嬉しいプレゼントとなった。
ニクルスクはD・クツォバ(ベラルーシ)を6-0, 6-1で一蹴した第4シードのE・ヴェスニナ(ロシア)と、クドリャフツェワはS・ボーゲル(スイス)を6-4, 4-6, 6-0で倒したE・ロディナ(ロシア)とそれぞれ準決勝で対戦する。21歳のロディナは自身初となるツアー4強入りを決めた。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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