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女子テニスツアーのスロベニア・オープン(スロベニア/ポルトロス、賞金総額22万ドル、ハード)は土曜日に準決勝を行い、元トップ10ランカーのA・チャクエタゼ(ロシア)が地元期待の第7シードのP・エルコグ(スロベニア)を0-6, 6-2, 6-2の大逆転で下し、約2年ぶりのWTAツアー決勝進出を決めた。
ツアーで7勝しているチャクエタゼは、2008年に7勝目をあげて以来、大きく調子を落としており、久々の決勝進出を決めた。現在の世界ランキングは103位となっている。
試合後、チャクエタゼは「決勝まで進めるとは思っていなかった。でも再び世界のトップに戻ろうと努力してきたから、それが報われた。」と話した。
一方、地元観客の期待に応えられなかったエルコグは「チャンスはいくつかあった。でも彼女(チャクエタゼ)のリズムが速かった。私に息をさせてくれなかった。」と肩を落とした。
エルコグは第1セットを6-0のベーグルで奪い、第2セットでも早々に第2ゲームでブレークするチャンスがあったが、それを不意にすると、そのままずるずると行き、チャクエタゼに逆転勝ちを許した。
チャクエタゼは決勝でJ・ラーソン(スウェーデン)と対戦する。ラーソンは準決勝でK・ペルバク(ロシア)と対戦、6-2, 1-0とリードした時点でペルバクが棄権したため、労少なくして決勝に駒を進めた。
世界84位のラーソンは今月、大活躍で、先週のプラハの大会ではツアーで初めてベスト8入りを果たし、今大会ではベスト4入り、そして決勝進出を決めている。
ラーソンはこれまで第8シードのS・アービッドソン(スウェーデン)、第3シードのA・パブリュチェンコワ(ロシア)を下しており、絶好調。
一方、敗れたペルバクは、全仏覇者で第1シードのF・スキアボーネ(イタリア)が手首の故障で出場を取りやめたため、代わりに出場していたが、準決勝で力尽きた。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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