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男子テニスツアーのキャンベル殿堂テニス選手権（アメリカ/ニューポート、賞金総額４４万２５００ドル、芝）は９日、シングルス準々決勝２試合が行われ、第５シードのＭ・フィッシュ（アメリカ）がＦ・ダンチェビッチ（カナダ）を6-7 (6-8), 6-4, 6-4の逆転で下し、自身初となる今大会での準決勝進出を果たした。

２８歳のフィッシュは、これまで今大会の準々決勝に３度進出していたものの準決勝に進出したのは今回が初めてとなり、３度目ならぬ４度目の正直となった。

世界ランク７９位のフィッシュは、ファイナルセットでは同３３６位のダンチェビッチに対し４－１とリードを奪うと、１度だけダンチェビッチにブレークバックを許すが、最後は自分のサービスゲームをしっかりとキープし、２時間１３分で試合に終止符を打った。

「２回目のサービスブレークが大きかった。彼は良いプレーで僕をブレークしたからね。そして彼は良いサービスキープをして、その後に僕が２ゲーム続けて良いプレーが出来た。５－３の時には、もう少しでブレーク出来そうだった。そして最後のゲームでは、ファーストサーブを決めることが出来た。」と、フィッシュはファイナルセットを振り返った。

準決勝でフィッシュは、予選から勝ち上がってきたＲ・ブルームフィールド（英国）と決勝進出をかけて対戦する。２７歳のブルームフィールドは１８歳のＲ・ハリソン（アメリカ）を5-7, 7-6 (7-3), 7-5のフルセットで振り切り、自身初となるツアー準決勝進出を果たしている。

今大会の優勝賞金は７万５７００ドル。