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男子テニスツアーのキャンベル殿堂テニス選手権(アメリカ/ニューポート、賞金総額44万2500ドル、芝)は7日、シングルス2回戦8試合が行われ、日本勢から唯一本戦入りしている添田豪(日本)が登場したが、B・ダブル(アルゼンチン)に5-7, 2-6のストレートで敗れ、ベスト8進出はならなかった。
世界ランク105位との対戦に臨んだ同118位の添田は、試合を通して54%の確率でしかファーストサーブが決まらず、15度ものブレークピンチに直面するなどサービスキープに苦しむと、第1セットで1度、第2セットでは2度のブレークを許してしまい、1時間30分で敗れた。
今季はチャレンジャー大会で3勝するなど下部大会で結果を残しているダブルは、準々決勝でD・ブラウン(ジャマイカ)と対戦する。ブラウンは第1シードのS・クエリー(アメリカ)を6-4, 6-3のストレートで下す番狂わせを演じ、ベスト8進出を決めている。
35年の歴史を誇る今大会において、第1シードの選手が優勝したことはこれまでに1度もない。「彼のサービスゲームでは2球もラリーが続かなかったから、リズムを作るのが難しかったし、自分のサービスゲームではダブルフォルトでピンチを招いてしまった。」とクエリーは試合を振り返った。
今大会のディフェンディング・チャンピオンで第7シードのR・ラム(アメリカ)も、この日の2回戦に敗れベスト8入りを逃している。予選勝者のR・クラーセンと対戦したラムは、第5セットで5-0と大きくリードし2本のマッチポイントを握りつつも、世界ランク417位のクラーセンに逆転を許し7-5, 1-6, 6-7 (3-7)で敗れた。
また第2シードのS・ヒラルド(コロンビア)も今大会を去った。予選勝者のR・ブルームフィールド(英国)とヒラルドの対戦は、世界ランク552位のブルームフィールドが6-3, 7-6 (7-5)のストレートで勝利、キャリア初となるツアー大会ベスト8入りを決めている。
この他のシード勢は準々決勝に勝ち上がっており、第4シードのO・ロクス(ベルギー)はS・ブブカを6-3, 6-3で、第5シードのM・フィッシュ(アメリカ)はS・デウバーマン(インド)を6-2, 6-0でそれぞれ下し、ベスト8入りを決めている。
この他の試合の結果は以下の通り。
F・ダンチェビッチ(カナダ) ○-× N・マウー(フランス), 7-6 (7-5), 6-3
R・ハリソン(アメリカ) ○-× D・クドラ, 7-5, 7-6 (7-5)
今大会の優勝賞金は7万5700ドル。
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