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女子テニスツアーのスウェーデン女子オープン(スウェーデン/バスタッド、賞金総額22万ドル、クレー)は水曜日にシングルス2回戦の8試合を行い、第1シードのF・ペネッタ(イタリア)、第2シードのA・レザイ(フランス)などベスト8が出揃った。
世界ランク12位のペネッタは主催者推薦のS・ステファンズを6-1, 6-1とわずか62分で一蹴した。昨年の今大会でベスト4入りをしているペネッタは、今年はここまでの2試合で1時間49分しか要しておらず、わずか4ゲームしか落としていないなど好調を続けている。
しかしペネッタは「簡単なんてことはないわ。若い選手は何も失うものがないから。今日の試合へ特別な準備はしていなかった。対戦相手のことを知らずに試合に臨むのは難しいもの。彼女(ステファンズ)のバックへボールを集めてプレーしただけ。」と、気を引き締めて試合へ臨んでいた。
準決勝進出を懸けてペネッタはJ・クレイバス(アメリカ)と準々決勝で対戦する。クレイバスはこの日、A・グローネフェルド(ドイツ)を3-6, 6-0, 6-4の逆転で倒して今季初の8強入りを果たした。36歳になったばかりのクレイバスは、ペネッタとのこれまでの対戦成績は3戦全敗だが、一矢報いたい。
第2シードのレザイもR・ボラコバを6-4, 6-2のストレートで下した。レザイはボラコバに2度のブレークを許すも、5度のブレークを奪い、79分で勝利を物にした。準々決勝では、予選勝者のN・ヤゴステラ=ビベス(スペイン)を6-4, 6-3で倒した第5シードのA・パーラ=サントンハ(スペイン)と対戦する。
その他の上位シード勢は厳しい試合を強いられた。第3シードのL・サファロバ(チェコ共和国)はK・シュプレム(クロアチア)を2-6, 7-5, 6-3の逆転で、第4シードのG・ドゥルコ(アルゼンチン)もT・マレック(ドイツ)を6-2, 1-6, 7-6 (7-1)のフルセットで下してベスト8へ駒を進めた。サファロバは第1セットを奪われ、第2セットも0-2とリードを許してからの逆転で、ドゥルコも第3セットでは2-5から4度のマッチポイントを凌いでの逆転勝利だった。
サファロバはA・アマンムラドワ(ウズベキスタン)を3-6, 6-4, 6-0の逆転で退けた第8シードのB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)と、ドゥルコはA・ルス(オランダ)を7-5, 5-7, 6-4で破った予選勝者のA・ブルジッチと準々決勝を行う。世界ランク270位のブルジッチは自身初となるWTAツアーでのベスト8入りを果たした。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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