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女子テニスツアーのセルラー・サウス・カップ(アメリカ/メンフィス、賞金総額22万ドル、ハード)は18日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)が第8シードのE・バルタチャ(英国)に6-2, 7-5のストレートで勝利するなど、ベスト4が出揃った。
全豪オープン1回戦で同胞のM・キリレンコ(ロシア)相手にまさかの初戦敗退を喫し、それ以来となる大会に臨んでいる世界ランク16位のシャラポワは、今大会ここまでの3試合を全てストレート勝ち、失ったゲームはわずかに11と好調を維持している。
2006年の今大会チャンピオンで今年は予選から出場しているS・アービッドソン(スウェーデン)は、18歳ながら今大会第2シードのM・ウダン(アメリカ)を6-1, 6-3で破る波乱を演出している。
今大会の予選が始まるまで、ミッドランドで開催されていたツアー下部大会に出場していたアービッドソンは、予選開始ぎりぎりで会場に到着、そのチャンスを活かしてここまで勝ち上がってきた。
「ここに到着して予選が始まるまで、1時間30分もなかったの。ほとんど出場できるとは思っていなかったわ。今週はラッキーウィークね。しっかりと戦い抜けているし、信じられないわ。」とアービッドソンはベスト4進出の喜びを語った。
この他の試合では、第5シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)が第3シードのK・カネピ(エストニア)を1-6, 6-3, 7-6 (7-0)の逆転で破ったほか、A・ケタボング(英国)がK・シュプレム(クロアチア)を6-4, 6-3で下し、それぞれベスト4進出を決めている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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