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12月9日にベルギーのアントワープにて行われたエキシビションの『トーマス・クック・ダイヤモンド・ゲームズ』で、USオープン覇者のK・クレイステルス(ベルギー)がV・ウィリアムズ(アメリカ)を6-1, 7-5のストレートで下し、満員に埋め尽くされた地元ファンを大いに沸かせた。
アントワープにある1万4千人収容の「アントワープ・スポートパレイス」で行われたそのエキシビションは、午後7時からの開始。第1試合では、地元のK・フリッペンス(ベルギー)がP・シュニーダー(スイス)と対戦した。試合はシュニーダーがフリッペンスを6-4, 6-3のストレートで下した。
メイン・イベントであるクレイステルスとヴィーナスの第2試合前には、地元で人気のグループ『ミルク・インク』のショート・ライブがあり、ヒット曲である「ブラック・アウト」、「ウォーク・オン・ウォーター」を披露し、会場は一層ヒートアップした。
クレイステルスは「アイ・オブ・ザ・タイガー」をBGMに会場へ登場し、詰め掛けたファンの興奮が高まる中で、試合が開始した。
第1セットはその観客の声援を背に、クレイステルスのシャープな動きにヴィーナスが圧倒され、リズムを掴む間を与えず6-1で先取する。第2セットもクレイステルスは序盤にブレークを奪いリードする。しかしヴィーナスも第7ゲームでブレークバックに成功するなど、徐々に調子を上げていった。
試合は、ゲームカウント6-5からの第12ゲームで、再びヴィーナスからブレークを奪ったクレイステルスがそのセットも奪い、ゲームセット。ストレートで世界ランク6位のヴィーナスから勝利を収め、来シーズンでの活躍を印象付けた。
試合後クレイステルスは「満員に埋め尽くされたスポートプレイスでのプレーは、常に特別な思いです。USオープンの決勝にも勝るものです。」と、観客で埋まった会場が作り出したその雰囲気に、興奮を表していた。
ヴィーナスも「今日の彼女は本当に素晴らしかった。ベルギーはこんなチャンピオンを誇りに思うべき。ここアントワープに帰ってこれたことに喜びを覚えます。素晴らしい観客とこの寒い天気も、恋しく思っていました。カリフォルニアはいつも暑いから。」とクレイステルスを称賛し、ユーモアも交えてファンを楽しませた。
第2試合前には、当初出場予定だったY・ウィックマイヤー(ベルギー)が登場し、「来年も今年と同じくらい応援してくれるなら、必ず出場します。」とコメントした。反ドーピング委員会からの1年間の出場停止処分を受け、このエキシビションへの出場も見送った彼女は、そう語り感極まっていた。
2010年の同エキシビションは、12月8日と9日の2日間に渡って開催されることが決まっている。
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