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女子テニスツアーのクレムリン・カップ(ロシア/モスクワ、賞金総額100万ドル、ハード)は25日、シングルス決勝が行なわれ、第8シードのF・スキアボーネ(イタリア)が、O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)を6-3, 6-0のストレートで下し、キャリア通算2度目となるツアー優勝を果たした。
2005年の今大会でも決勝に進出していたスキアボーネは、第1セット第8ゲームでブレークに成功しリードを奪うと、そのリードを守りきり第1セットを先取。第2セットでは一気にゴヴォルツォバを突き放し、2007年のガシュタイン女子以来となるタイトルと、優勝賞金15万7427ドルを手に入れた。
試合後の会見でスキアボーネは、9度のデュースの末にブレークに成功した第1セットの第6ゲームが試合の鍵であったと述べている。「あのゲームはとても長かったけど、とても良いプレーでした。あの時に全てが変わりました。ポイントを取る方法を見つけたとき、とても楽になりましたし、彼女はポイントを取る方法を見つけられなかったと思います。」
その直後の第7ゲームでゴヴォルツォバはブレークバックに成功しているが、スキアボーネはすぐさま第8ゲームでブレークし勢いに乗った。
第2セットでは1ゲームも奪うことなく敗れたゴヴォルツォバは「彼女とハードコートで戦うのは難しいわ。彼女は本当にミスを犯さないし、第1セットでとても走らされました。それが試合の後半に大きな影響を及ぼしました。」と語っている。
世界ランク24位のスキアボーネは、先週行われたHPオープンでも決勝に進出していたが、その時はS・ストザー(オーストラリア)に敗れており、ツアー決勝での成績を1勝10敗としていた。
一方の世界ランク67位のゴヴォルツォバは、これがキャリア2度目のツアー決勝の舞台であった。
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